
向川|認定テクニカルアナリストMFTA®
7月相場が始まりました。まずは上昇して堅調な立ち上がりになりましたね。
ただ、明日夜は雇用統計、そして週末の米国マーケットは3連休ということで、ここから気を引き締めたいところです。いつも水曜夜にライブしていますが、今週は明日夜に雇用統計ライブとまとめて放送します。URLは明日送りますね。
では、今日の相場を振り返りましょう。
【米国株】ダウ平均は続伸し過去最高値を連日更新!
月最終取引日かつ四半期・上半期末の節目となった昨日の相場。
主要3指数はそろって堅調に推移しました。ダウは年初来で約9%上昇し、上半期としては2021年以来の好パフォーマンスを記録。S&P500も9%超、ナスダックは12%高と、堅調なマーケットとなり今年の前半を終えました。
年初はイラン紛争による原油価格の乱高下もあり、AI投資の未来への不安も強まったりなど、大きく変動した相場でした。
しかし、力強い企業決算によって相場の流れが変わり、地政学リスクも落ち着きました。原油もちょうど戦争前の水準まで戻りましたね。
昨日も3指数とも強く上昇し、ダウは136ドル高の52,319ドルと続伸、最高値を更新しました。S&P500は58ポイント高の7,499、ナスダックは393ポイント高の26,213とこちらも続伸しています。

昨日はドローンや防衛関連が急伸しました。
米空軍から5,000万ドル規模の無人機(ドローン)契約を獲得したエイベックス(AVEX)が大幅高。好決算と強気な2027年度通期ガイダンスが好感されたドローンメーカーのエアロバイロンメント(AVAV)も急伸。
アナリストから2026年後半の最有力推奨銘柄に選定された半導体のアンバレラ(AMBA)が大幅高を記録しました。
事業縮小が悪材料となったコールセンターのコンセントリックス(CNXC)が決算を受けて大幅安。エクソンモービルへ債務返済目的の資本調達を明かしたセーブル・オフショア(SOC)は急落しています。
そして、前日に好決算から売られていたマイクロン(MU)に利食い売りが継続。トレードデスク(TTD)が投資判断「売り」への引き下げで下落しました。
主要指数は日足ベースで連日の過去最高値を更新しました。過度なインフレ懸念に少しブレーキとなり、トレンドは再び強気目線です。
では次に日本株も見ていきます。
【日本株】日経平均は3日続伸も、朝高後は利益確定売りに押される
ダウが連日で過去最高値を更新した流れもあり、今日の日本市場も買い先行でスタートしました。
日経平均は朝方に7万2,000円の大台手前まで接近。しかし短期的な過熱感から利益確定売りに押され、前場中盤にかけて上げ幅を縮小。その後は70,500円付近でレンジになりました。
そのあとは高値安値を更新できず、終日プラス圏を維持して取引を終えました。日経平均は最終的に412円高の70,474円で大引けに。TOPIXは16ポイント高の4,011、グロース250は7ポイント安の699で引けています。

イビデン(4062)、東京エレクトロン(8035)、太陽誘電(6976)、村田製作所(6981)、TDK(6762)といった主要な半導体・電子部品関連セクターが続伸しました。
さらにソフトバンクG(9984)や京セラ(6971)、ダイキン(6367)、リクルートHD(6098)、ディスコ(6146)、レーザーテック(6920)などの値がさ主力株も買われて指数を押し上げました。業種別では金属製品、電気機器、機械などが上昇率の上位に。
一方で、直近までAIデータセンター物色でストップ高を交え猛烈に急騰していたフジクラ(5803)や古河電気工業(5801)、住友電気工業(5802)などの電線株が軟調です。
アドバンテスト(6857)、ファーストリテイリング(9983)、キオクシアHD(285A)なども下落したことで指数の上値を抑えています。
プライム市場全体の騰落数は、値上がり銘柄数が43.4%に対し、値下がり銘柄数が53.3%でした。さらにグロース250指数が-0.98%と逆行安で700ポイントの大台を割り込んでいます。
今日は朝方の寄り付き直後に一気にトップアウトしましたが、前場10時過ぎにかけて失速。寄り天井気味のレンジといった相場でしたね。
プライム市場の売買代金は10兆円を超えており、活況な相場が続いています。日足ベースでは3日続伸ですね。
次なる注目は明日夜の雇用統計。明日夜のライブに参加ください!
では明日もいい波乗っていきましょう!

