
向川|認定テクニカルアナリストMFTA®
この週末は米国が3連休のため、今夜が雇用統計の発表となります。世界が注目する毎月恒例のイベントですが、今夜は21時からライブします。
時間になったらこちらからどうぞ!
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では、今日の相場を振り返りましょう。
【米国株】主要指数が反落。半導体の過熱感警戒で終盤伸び悩む
昨日の米国マーケットは反落。雇用統計を前に少し重い展開でしたね。
気になる材料もいくつか出てきています。
ポルトガルで開催中のECBフォーラムに参加したFRBのウォーシュ議長が「過去4週間でインフレリスクは低下している」と言及しました。
また、映画「マネー・ショート」のモデルとして知られるマイケル・バーリ氏が、景気敏感・ハイテク主力株に空売りポジションを取ったことを明らかに。取引終盤にかけて冷や水となりました。
ちょうど6月末で今年の相場も折り返しとなりましたが、マイクロン、インテル、AMDの3銘柄だけで時価総額が合計2兆ドル増加。記録的な上昇となったため、「買われ過ぎによる小休止が必要」との見方も。昨日はメモリ半導体を中心に利益確定売りが優勢となりました。
米国指数は寄り付きから下落し、ダウは一時52,000ドルまで下落。そのあとは反発したものの、雇用統計の発表が意識されてレンジに。最終的には下落となって13ドル安の52,305ドルで引けました。S&P500は16ポイント安の7,483、ナスダックは173ポイント安の26,040で引けています。

メタ(META)がクラウドインフラ事業の構想を進めていると報じられました。しかし、既存の3大クラウド(AWS、Azure、Google Cloud)との新競争が意識されつつも堅調に推移しました。
産業機械大手のキャタピラー(CAT)と半導体製造装置大手のアプライド・マテリアルズ(AMAT)が揃って下落。これは先ほどもあげたマイケル・バーリ氏が空売りポジションを公表したことが影響したと思われます。
燃料電池のブルーム・エナジー(BE)が3日続伸。そしてグーグルに対する反トラスト法訴訟での勝利が報じられた口コミサイトのイェルプ(YELP)が上昇しました。5–7月期の販売鈍化が指摘されたウォルマート(WMT)が6日続落です。
資金が半導体ハードウェアから金融、一般消費財、コミュニケーションなどへ分散しています。日経も朝から重そうな雰囲気の中、今日の相場が始まりました。
【日本株】日経平均は1,741円安と大幅反落も値上がり銘柄数は約8割
重かった米国株の流れもあり、今日の日経平均も重い立ち上がりとなりました。
特にSOX半導体が大幅安となった流れを受け、寄り付きから半導体関連株を中心に売りが先行。
しかし、寄与度の高いハイテク株が猛烈に売られる一方で、これまで出遅れていたバリュー株には押し目買いが入りました。雇用統計を前にした資金のセクターローテーションが相場を動かしましたね。
売り優勢だった日経平均は前場のひけにかけては買い直されましたが、後場に入ってから急落。そのまま引けにかけてもさらに下落し、最終的に1,741円安の68,733円で大引け。TOPIXは3ポイント高の4,014、グロース250は12ポイント高の712で引けました。

今日はハイテク・電線株が下落。
東京エレクトロン(8035)、アドバンテスト(6857)、キオクシアHD(285A)など、半導体主力株がピンポイントで売り崩されました。
さらにイビデン(4062)、村田製作所(6981)、太陽誘電(6976)、ディスコ(6146)、レーザーテック(6920)、TDK(6762)などのハイテク関連も下落。電線インフラ株のフジクラ(5803)、住友電気工業(5802)なども軒並み大幅下落です。
一方で、ソフトバンクG(9984)がプラス圏を維持。ソニーG(6758)、京セラ(6971)なども上昇。そして為替や景気敏感の恩恵を受けるトヨタ自動車(7203)、三井物産(8031)、豊田通商(8015)、ディフェンシブの大塚HD(4578)や中外製薬(4519)などが逆行高です。業種別でも空運、保険、情報通信などが上昇率の上位に。
日経平均が1,700円以上下げましたが、プライム市場の値上がり銘柄数は77.9%に。値下がり銘柄数はわずか20.1%に留まっています。
日経平均が寄り付きから右肩下がりに売られる陰線を描いたのに対し、TOPIXやJPX日経400は朝方から右肩上がりに上昇。日経→TOPIXへのシフトが見られる展開です。売買代金は11兆2,038億円と活況ですね。
これで日経平均は4日ぶり反落。68,000円台まで下げました。今夜の雇用統計の内容によってはさらに変動する可能性もあります。まずは結果を見極めましょう。続きはまた夜のライブで。
では、明日もいい波乗っていきましょう!

