編集部の野々村です。
今週もスタートしましたが、
加熱する株式市場、
いよいよ動きがありそうです。
日本株も米国株も
かなり高値圏で推移しており、
さらに今週は重要な
イベントも目白押しです。
よって、ここからの
動きには注意が必要です。
まず先週末の米国株ですが、
3指数そろって上昇しました。
先週はFRBパウエル議長の
発言がありましたね。
発言内容がポジティブに捉えられ、
出だしはよくなかった株の流れが
プラスに変わって終わりました。
特に終盤にかけて
強い流れを見せており、
特にバリュー株中心に上昇。
GAFAに代表される
大手ハイテクの上値が重い中、
ダウが最も強く上昇しています。
ただ、時間外で始まった
米国先物はやや弱い立ち上がり。
今週のイベントを前に
少し警戒感も伝わっています。
そんな中で日経平均は
113円安でスタート。
寄り付きから売り先行、
一巡しても弱い流れでした。
さらに為替も
円高も進行中。
ドル円は146円台まで下がるなど
流れは円高に変わっています。
よって、自動車や商社など
少し弱い展開になっています。
節目の33,000円手前で買いが入り、
少し盛り返す勢いもありました。
しかし、終日マイナス圏で推移。
やはり週末にメジャーSQを控え、
さらに雇用統計もあるので様子見も。
小型株は強いものの
日経225など大型株は弱いですね。
今日の売買代金は
売買代金は3兆3211億円でした。
今日の日経平均は
-0.6%の33,231円でした。
TOPIXは-0.83%の
2,362円でした。
グロース250は上昇し、
+1.81%の713円でした。
今日の日経平均はこちら。
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今週のポイント
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今週のポイントも
振り返っておきましょう。
まず日本株はここまで
4週連続で上昇でしたが、
その流れは先週末でストップ。
そして今週は金曜日に
メジャーSQがあり、
さらに雇用統計も。
他にも重要な経済指標が
出てくる一週間になります。
中でも金曜は雇用統計ですが、
これがもっとも重要な数字です。
失業率や雇用者数、
平均時給など、
現状すでに予想が出てますが、
予想は上振れとなっています。
ここまで急激にお金を擦り、
結果としてインフレが起こりました。
そして、
そのインフレを退治するべく
急ピッチに利上げをして、
経済にブレーキをかけてきました。
そして、今です。
問題のインフレは
少しずつ解決してきた。
次はブレーキをかけすぎたことで
経済が冷えすぎないかが焦点です。
ですので、今回は
予想上振れ出てきましたが、
果たして結果はどうなるか。
今週金曜は22時から
ライブ放送があります。
URLはまたお送りますので、
ぜひご参加くださいませ。
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今日の業種別ランキング
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【値上がり】
1位: 海運2位: 不動産3位:小売
【値下がり】
1位: 輸送用機器2位: 鉱業3位:銀行
今日は東証33業種中4業種のみ上昇。
プライム市場の値上がり銘柄は42%、
値下がり銘柄は55%でした。
内訳は、
値上がり700、値下がり908、変わらず52
でした。
UFJや三井住友など銀行株が売られ、
半導体も弱い展開でした。
東京エレクトロンやディスコなど下落し、
レーザーテックは今日も上昇しました。
海運株が強く全体的に上昇し、
商社や自動車など下落です。
日経平均の寄与度を押し下げたのは
東京エレクトロン、ソフトバンク、
ダイキン、トヨタ、バンダイナムコなどです。
こう着が続く相場、
今週から動きがありそうです。
次の転換が見えてきているので、
良い波、とらえていきましょう!
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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ
・値上がりランキング
1位:セレス(3696)+15.80%
2位:WSCOPE(6619)+10.19%
3位:さくらネット(3778)+8.90%
4位:インフォMT(2492)+8.26%
5位:GMO-GS(3788)+7.45%
・値下がりランキング
1位:LTS(6560)-10.69%
2位:YTL(1773)-6.12%
3位:ネットプロ(7383)-5.22%
4位:日東紡(3110)-5.05%
5位:PI(4290)-4.84%
・ストップ高(一時的なものを含む)
セレス(3696)+15.80%
・ストップ安(一時的なものを含む)
なし
・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度
1位:トレンド(4704)+11.09
2位:中外薬(4519)+8.79
3位:レーザーテク(6920)+7.33
4位:TDK(6762)+5.69
5位:ニトリHD(9843)+3.45