【1/17相場まとめ】日本株は続落!中国株安が影響して利益確定売り優勢。今夜も重要指標あり。

相場まとめ

編集部の野々村です。

今日の日本株も続落。

米国株も弱い流れになっており、
やや株の流れが変わりつつあります。

今日も情報をまとめていきましょう。

まずは昨日の米国株からですが、
ダウ、S&P、ナスダックと下落。

フーシ派に対する報復攻撃の報道もあり、
地政学リスクによる売りが強まりました。

出典:NHK

さらに昨日はFRBの
ウォラー理事の発言がありました。

FRB「年内の利下げが可能だが迅速な利下げは必要ない」

これがネガティブにとられ、
下げ幅を拡大しました。

米国株は昨年末からの
強い上昇相場が続いており、
今はその調整局面とも言えます。

今日も時間外で下落しており、
上値が重そうな展開です。

米国株が全体的に弱い流れの中、
日本株もスタート。

最初は上昇して
スタートしましたが、

朝の買いが一巡してから
流れが変わりました。

その背景にあったのは
中国株の下落です。

中国で人気となっていた
日本株のETFが一時停止に。

それが伝わると、
売りが先行していきました。

そして11時頃に
中国経済指標が発表され、
そこからアジア株も下落しました。

中国株も下落しており、
日本株も巻き込まれた形です。

大型株中心に利益確定が強まり、
日経平均とTOPIXも下落。

日本株にもここ最近の上昇から
高値圏での警戒感もありました。

そして為替は円安が進行中、
またドル円は147円台に突入。

売買代金は5兆2787億円と
かなり活況な相場でしたが、
昨日に続いて下落相場となりました。

終わってみれば、
日経平均は-0.4%の
35,477円でした。

TOPIXは-0.3%の
2,469円でした。

グロース250も
-2.53%の689円でした。

今日の日経平均のチャートです。

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今日の業種別ランキング
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【値上がり】
1位: 卸売2位: 保険3位:小売

【値下がり】
1位: 鉱業2位: 電気ガス3位:医薬品

東証33業種中24業種が下落。

プライム市場の値上がり銘柄は29%、
値下がり銘柄は67%でした。

内訳は、

値上がり486、値下がり1,114、変わらず57

でした。

レーザーテック上昇するも
半導体株まちまちでした。

日経平均の寄与度、上位はソフトバンク、
アドバンテスト、東京エレクトロンなど。

下位は信越化学、ファストリ、
中外製薬、ダイキンなどが下がりました。

今夜は米国の小売売上高が発表あります。

これが前月比で見ると上振れ。

上振れ=ネガティブ

となることも想定ですね。

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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ

・値上がりランキング

1位:さくらネット(3778)+19.47%
2位:DDグループ(3073)+11.99%
3位:アイネット(9600)+10.59%
4位:霞ヶ関C(3498)+10.30%
5位:プロネクサス(7893)+10.11%

・値下がりランキング

1位:ヤマエGHD(7130)-16.33%
2位:JIA(7172)-14.72%
3位:Gunosy(6047)-10.05%
4位:TSIHD(3608)-7.85%
5位:松屋(8237)-7.28%

・ストップ高(一時的なものを含む)

さくらネット(3778)+19.47%

・ストップ安(一時的なものを含む)

なし

・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度

1位:東エレク(8035)+46.95
2位:SBG(9984)+27.97
3位:レーザーテック(6920)+19.05
4位:アドテスト(6857)+13.85
5位:三菱商(8058)+7.64