【07/07】日本株4日続落!1兆円の売り警戒か。今夜の雇用統計に注目。

相場まとめ

編集部の野々村です。

今週は波乱の
1週間となりました。

ここまで上昇を続けて
勢いのあった日本株とは
ちょっと違った展開に。

お伝えしていた通り、
年始の安値のラインも
意識されて天井になった感も。

この縦の白い線ですが、
ここを超えていまは
黄色の20日線を割りました。

6/27の安値ラインで
サポートされていますね。

ここを割ってきたら
次は32,000円ですが、
今夜は雇用統計もあるので
私は今日でポジション整理しました。

一部利確することが多いですが
今回はすべて利確して、
次のトレンドを探ります。

今日の日経平均は-1.17%の
32,388円で取引を終えました。

TOPIXは-0.97%の2,254円、
マザーズは+0.18%の787円で
取引を終えています。

やはり昨日の
米国株が弱かったことで、
今日は寄り付きから下落でした。

さらにETFの分配金捻出売りも
警戒されて後場からも下落。

今日7日と来週10日で
1兆円ほど見込まれています。

これによって需給悪化も想定され、
弱い展開となったと見ています。

もう1つは今夜の雇用統計ですね。

アメリカの利上げムード再燃で、
自動車や機械、電機、商社など
輸出関連株が弱かったです。

その米国株は続落して
ダウ366ドル安でした。

ダウは5月2日以来
最大の下落率です。

雇用統計の2日前に発表される
米ADP民間雇用もありました。

こちらが1年以上ぶりに
大幅な上昇もみせました。

雇用加熱による
利上げ再開を警戒した
売りも目立ちました。

結果、米国市場は
11セクターすべてで下落です。

日本の個別株も
見ていきましょう。

まず半導体株ですが、
レーザーテックや東京エレクトロンなど
人気の銘柄は売られました。

寄与度の大きい
ソフトバンクや
ファストリも売られています。

快進撃を続けていた
商社株も弱い動きです。

前日ストップ安になった
ソシオネクストは今日は反発。

その他にも海運株も
強い動きを見せていました。

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今日の業種別ランキング
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今日の業種別ランキングです。

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【値上がり】
1位:海運2位: 空運

【値下がり】
1位:機械2位: 不動産3位: 輸送用機器
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値上がりは2業種だけ、
その他は値下がりました。

値上がり318、
値下がり1,477、
変わらず40です。

プライム市場の
値下がり銘柄は全体の72%、
値上がり銘柄は25%です。

また雇用統計の結果も
お届けしていきますね。

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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ

・値上がりランキング

1位:わらべ日洋(2918)+20.69%
2位:オンワード(8016)+18.96%
3位:大黒天(2791)+11.68%
4位:サクサ(6675)+6.25%
5位:エスクロAJ(6093)+6.16%

・値下がりランキング

1位:アグロカネシ(4955)-5.54%
2位:ID&EHD(9161)-5.45%
3位:OSG(6136)-5.18%
4位:トビラシステ(4441)-5.02%
5位:アンビスHD(7071)-4.94%

・ストップ高(一時的なものを含む)

オンワード(8016)+18.96%

・ストップ安(一時的なものを含む)

なし

・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度

1位:中外薬(4519)+2.64
2位:第一三共(4568)+2.64
3位:アステラス(4503)+1.52
4位:任天堂(7974)+1.25
5位:スズキ(7269)+1.19