【07/04】日本株反落!34000円到達の壁は大きい?

相場まとめ

編集部の野々村です。

今日の相場も
お疲れさまでした。

今日の日本株ですが、
昨日までの流れとは変わり、
弱い展開となりました。

今日は寄り付きから
弱い展開でスタート。

前日の米国は
小幅上昇しましたが、
独立記念日の前日の
短縮取引で動きの乏しい展開に。

寄り付き直後から33500円を
意識する動きもある中、
すぐに割り込みました。

そのあとは少しずつ
下げ幅を広げ、
今日の18時時点ですが、
日経先物も下げています。

日経平均は-0.98%、
33,422円で取引を終えました。

TOPIXは-0.62%、
2306円です。

マザーズは-0.13%、
817円で取引を終えています。

また、昨夜は
米国ISM製造業景況指数
も発表されましたが、
20年5月以来の低水準に。

一般的に50を基準として、
上回ると景気拡大、
下回ると景気悪化と考えます。

今回は46.0と、
前回の46.9から
悪化しましたので、
これが悪材料となりました。

ただ、電気機器や
家電製品、部品などは
強い需要もありました。

一部の業種は
根強い需要があります。

ただ、気になるのが
逆イールドが進行中です。

2年債利回りが10年債を
1ポイント余り上回り、
1981年以来の大きさに
接近しています。

なお、前回の安値は
今年3月のSVB銀行が
破綻したときの水域です。

しかし、銀行セクターは
強いを動きを見せています。

ストレステストにも合格し、
大手金融機関は増配も発表。

ここ数日の相場を
けん引していますが、

この逆イールドが
米金融政策の引き締めを
加速させることも
念頭に入れておきましょう。

今日の業種別のランキング

さて、

では今日の業種別の
ランキングです。

──────
【値上がり】
1位:銀行2位: 保険3位:海運

【値下がり】
1位:医薬品2位: パルプ紙3位: ゴム製品
──────

医薬品、
パルプ・紙、ゴム製品が
下落率トップで並びました。

一方で、銀行や保険、
海運が上昇率トップです。

値上がり616、
値下がり1,152、

東証プライム市場の
値下がり銘柄は全体の63%、

値上がり銘柄は33%。
他は変わらずです。

三井住友、りそな、
みずほ、三菱UFJなど
メガバンクが強かったです。

また、富山第一、千葉興業銀行
東京きらぼしFGなどの地方銀行も
盛り上がっていました。

トヨタ、日産など、
自動車株も良い流れです。

また、今日は
新薬の試験結果が
嫌気された第一三共が
-14.8%と大きく下落しました。

アステラス製薬や
中外製薬なども
下落しています。

ドル円は大きな動きなし。

今週末の雇用統計までは
方向感ない動きになると思います。

また為替も
新しい動きが出てきたら
お届けしていきます。

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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ

・値上がりランキング

1位:ネクステージ(3186)+17.72%
2位:日東精(5957)+11.99%
3位:千葉興(8337)+11.94%
4位:象印(7965)+10.61%
5位:東京きらぼし(7173)+7.73%

・値下がりランキング

1位:第一三共(4568)-14.37%
2位:テスHD(5074)-11.56%
3位:YTL(1773)-5.88%
4位:長野計器(7715)-5.24%
5位:AndDo(3457)-4.42%

・ストップ高(一時的なものを含む)

ネクステージ(3186)+17.72%

・ストップ安(一時的なものを含む)

第一三共(4568)-14.37%

・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度

1位:アドテスト(6857)+9.49
2位:トヨタ(7203)+2.63
3位:SBG(9984)+2.44
4位:TDK(6762)+2.13
5位:クレセゾン(8253)+2.13