編集部の野々村です。
日本株、続落です。
前日の米国は休場、
イギリス、ドイツ、フランスなど
欧州の株価指数がそろって下落。
欧州株も弱くもみ合う展開で
今日は始まりました。
大引けの日経平均は
前日比83.82円安、
-0.25%の33,338円で
今日の取引を終えています。
TOPIXは-0.01%の2306円、
マザーズは-0.84%の
810円で取引を終えています。
半導体株も下落して、
銀行株も一服感が出て下落。
その一方で
海運業、医薬品、
保険業などが上昇しました。
全体売買代金は低調で、
前日の水準をわずかに
下回っています。
今はこれといった
材料が出ておらず、
また、今夜は
5月米製造業受注が発表で、
日本時間あす未明に
FOMC議事要旨もあります。
金曜は雇用統計もあり、
方向感がない展開で、
為替・株も今週の
イベント通過までは
鈍化しそうな流れです。
また、指数への
寄与度が高いファストリ、
信越化学、東京エレクトロン、
ファナックなども下げました。
これらの寄与度の大きい
銘柄の下げも目立ちます。
さらに、米国株先物に対する
強気ポジションは行き過ぎ?
ということで、
ニュースも出てきています。
米シティグループの
ストラテジストの発言ですが、
S&P500先物に先週だけで
71億ドルの新たな買いがあり、
利益確保のため今後1週間に
巻き戻しの可能性も示唆。
目先は強気な相場ですが、
先週流入した新たなポジションは
圧倒的に売り優勢とのこと。
今週はもみ合いそうですが、
週明けからの動きにも注視です。
また、日本株は
決算が始まりつつあります。
今日のプライム市場の
上昇ランキングを見ても、
1位のアスクルは業績好調です。
今日は+253円の
2,313円でしたが、
決算が〇で2ケタ増益です。
今の上昇から
さらにもう一伸びするには、
やはり好決算が
出てほしいところですね。
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今日の業種別ランキング
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最後に今日の
業種別ランキングです。
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【値上がり】
1位:海運2位: 医薬品3位:保険
【値下がり】
1位:精密機器2位: 陸運3位: 銀行
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でした。
値上がり632、
値下がり1,126、
変わらず77です。
東証プライムの
値下がり銘柄は全体の61%、
値上がり銘柄は34%。
個別銘柄では
レーザーテックが安く、
ソシオネクストも弱かったです。
三菱東京UFJ、
三井住友なども
軟調な展開でした。
しかし川崎汽船や
日本郵船などの海運株が
強い動きを見せています。
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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ
・値上がりランキング
1位:アスクル(2678)+12.28%
2位:大同メ(7245)+9.15%
3位:ネクステージ(3186)+7.23%
4位:第一三共(4568)+6.82%
5位:小森(6349)+6.60%
・値下がりランキング
1位:コプロHD(7059)-6.58%
2位:インフォMT(2492)-6.52%
3位:F&LC(3563)-6.26%
4位:さくらネット(3778)-5.70%
5位:リンクユー(4446)-5.54%
・ストップ高(一時的なものを含む)
なし
・ストップ安(一時的なものを含む)
なし
・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度
1位:第一三共(4568)+27.04
2位:アドテスト(6857)+18.30
3位:SBG(9984)+17.69
4位:ダイキン(6367)+9.49
5位:スズキ(7269)+5.32