【5/29相場まとめ】日経平均は続落!利上げモード警戒。小型株は4年ぶり安値に到達。

相場まとめ

編集部の野々村です。

今日の相場も
お疲れさまでした。

米国株はエヌビディア一強、
それ以外は上値が重いです。

日本市場もややブレーキで、
相場の雰囲気はあまり
よろしくありません。

どちらにも共通しているのは金利。

月末リバランス売りに警戒して
慎重にトレードしていきましょう。

では今日の相場まとめです。

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日経平均は続落!利上げモード警戒。
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まず前日の米国株は
まちまちの展開になりました。

エヌビディアの上昇で
ナスダックは最高値更新です。 

こちらは直近1ヶ月の
エヌビディアの株価です。

決算前と後では
大きく流れが変わり、
急激に上昇しています。

節目の1000ドルも超えました。

6月には10分割するので、
約100ドルちょっとで
買うことができます。

これもさらなる買いを
呼ぶことになりそうですね。

ただ米国の金利も上昇しており、
その金利が嫌気されてダウ下落、
終日軟調に推移しました。

エネルギー株も強いですが、
全体的に売られる展開の米国株。

そんな流れで
日本市場もスタートしました。

今日は出だしもよかったのですが、
一時39000円台に回復するも買いは続かず。

日本も懸念されるのは金利上昇です。

長期金利が12年ぶりの
水準まで上昇しており、
株の上値が重いです。

一方で保険や銀行などは
強かったものの多くは値下がり。

今日は1000社以上が
下落した相場になりました。 

売買代金は4兆3727億円でした。

終わってみれば、
日経平均は-0.77%の
38,556円でした。

TOPIXは-0.97%の
2,741円でした。

グロース250は
-2.54%の603円でした。

こちら日経平均のチャートです。

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今日の気になるニュース
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今日はこちらのニュースを。

出典:日経新聞

国内長期金利が
12年半ぶり高水準となり、
反動が出ています。

特に小型株で構成される
グロース250。

こちらは以前までの
マザーズですが、
かなり下げています。

ぎりぎり600円をキープも
2020年4月以来の安値に。

金利上昇の局面では
小型株にはネガティブで
まだ冬の時代が続きそうです。

私たちは基本的には
大型株を推奨しており、
あまり売買することもありませんが、
4年ぶり安値という事実は
一応覚えておきましょう!

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今日の業種別ランキング
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【値上がり】
1位:保険 2位:鉱業3位:その他製品

【値下がり】
1位:電気ガス2位:海運3位:陸運

東証33業種中28業種が下落。

プライム市場の値上がり銘柄は15%、
値下がり銘柄は83%でした。

内訳は、

値上がり249、値下がり1,371、変わらず56

でした。

日経平均の値上がり寄与トップは
ソフトバンクG、アドバンテスト、
コナミ、HOYA、ネクソンなど。

値下がり寄与トップはファストリ、
ダイキン、信越化学、リクルートなど。

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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ

・値上がりランキング

1位:東北電(9506)+10.76%
2位:北海電(9509)+9.34%
3位:古河電(5801)+9.08%
4位:クロスマーケ(3675)+8.36%
5位:中国電(9504)+8.30%

・値下がりランキング

1位:日本新薬(4516)-19.59%
2位:コーア商HD(9273)-14.24%
3位:エクセディ(7278)-9.61%
4位:ニッパツ(5991)-7.61%
5位:C&Fロジ(9099)-6.08%

・ストップ高(一時的なものを含む)

なし

・ストップ安(一時的なものを含む)

日本新薬(4516)-19.59%

・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度

1位:SBG(9984)+22.16
2位:TDK(6762)+10.89
3位:富士フイルム(4901)+5.98
4位:ファストリ(9983)+5.88
5位:ネクソン(3659)+5.03