【1/12相場まとめ】日本株は大幅高で5日続伸で35,000円超え。日米ともに決算シーズン始まる。

相場まとめ

編集部の野々村です。

今週も一週間、
お疲れ様でした。

今週は日経平均が
とにかく強い一週間でした。

節目の34,000円も超えて、
いよいよ35,000円の世界へ。

あと4,000円ほど上昇すれば、
バブル絶頂時の株価に到達です。

34年ぶりの高値更新となれば、
おそらくかなり強い高騰も
期待できるでしょう。

そこまでいくには
まだ遠い道のりがありますが、
日々株価と振れて、
良い波乗っていきましょう。

ではまず昨日の米国株です。

米国株は変わらず高値圏にあり、
昨日はS&Pが下落しました。

強かったのはエネルギー株で、
これは原油高の影響です。

昨日も寄り付き後は上昇したものの、
その前に出てきた物価指数。

こちらが予想を上振れ。

昨日のニュースレターでも書きましたが
難しい数字は横に置いたとして、
予想を上振れならネガティブ、でした。

なぜなら、上振れということは
物価上昇が終わってないからですね。

向川先生もTwitterで
こんな投稿をされていました。

この流れを考えて、
今言われている3月の利下げは
かなり難しいのではないかと思います。

来月に出てくる数字に注目ですが、
ここでも予想を上振れしていると、
おそらく利下げ時期は後退するでしょう。

ただ、そうは言っても
2024年のどこかでは
利下げしてくるとは思います。

雇用統計と、物価指数。

この2つはとても大事な指標なので、
毎月出てくるデータは見ておきましょう。

なお、ナスダックと
ダウは上昇しています。

そして、日本株です。

日経平均は今日も
強い立ち上がりでした。

特に昨日、決算が出た
ファストリが高騰。

ユニクロは絶好調で、
日経平均を押し上げて
35000円台まで到達。

これで5日続伸となり、
日経平均も2000円上昇です。

TOPIXも7連騰となり、
過熱感があるのも事実です。

売買代金は5兆496億円でした。

今日の日経平均は
+1.50%の35,577円でした。

TOPIXは+0.46%の
2,494円でした。

グロース250は
+0.36%の708円でした。

日経平均のチャートです。

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今日の注目決算※プライム市場のみ
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さて、いよいよ決算も始まります。

日本は今週から2月中旬まで、
米国株は2月いっぱいまで続きます。

日米ともに加熱している中、
ここから決算ですから、
出てくる数字で流れも変わるでしょう。

プライム市場からだけですが
注目決算をあげてみました。

ローソン(2651):
今期最終6%上方修正、最高益予想上乗せ。

イオン(8267):
今期経常10%上方修正、5期ぶり最高益更新へ。

トレファク(3093):
3-11月期(3Q累計)経常29%増益。

良品計画(7453):
9-11月期(1Q)経常2.6倍増益。

霞ヶ関キャピタル(3498):
9-11月期(1Q)経常65%増益。

特に主要企業の決算には注目です。

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今日の業種別ランキング
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【値上がり】
1位: サービス2位: その他製品3位:精密機器

【値下がり】
1位: 証券2位: パルプ紙3位:銀行

東証33業種中18業種が上昇。

プライム市場の値上がり銘柄は33%、
対して値下がり銘柄は63%でした。

日経平均株価の週間の上昇率は6.6%。

日経平均5連騰、TOPIX7連騰です。

騰落レシオが加熱中で、
警戒ラインまで到達したので、
一応、警戒もしておきましょう。

上がり続ける株はありません。
どこかで必ず調整は入ります。

事実、今日は上昇していますが、
内訳を見るとこうなっています。

値上がり551、値下がり1,058、変わらず48

企業決算が続くこともあり
警戒も必要なタイミングです。

また、今週13日は台湾総選挙です。

米中のバトルの本質は、
台湾の半導体にあります。

18日は台湾が誇る半導体企業、
TSMCの決算もありますから、
あわせて動きにも注目です。

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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ

・値上がりランキング

1位:三光合成(7888)+19.38%
2位:日コン(5269)+18.33%
3位:トランザク(7818)+15.50%
4位:PRTIME(3922)+13.42%
5位:USENHD(9418)+10.18%

・値下がりランキング

1位:ディップ(2379)-21.64%
2位:わらべ日洋(2918)-15.75%
3位:C&R(4763)-9.23%
4位:ビーウィズ(9216)-9.05%
5位:シュッピン(3179)-8.52%

・ストップ高(一時的なものを含む)

三光合成(7888)+19.38%
富士ソフト(9749)+9.13%

・ストップ安(一時的なものを含む)

ディップ(2379)-21.64%

・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度

1位:ファストリ(9983)+231.77
2位:リクルート(6098)+28.97
3位:信越化(4063)+22.48
4位:TDK(6762)+21.98
5位:東エレク(8035)+16.98