編集部の野々村です。
今週も一週間、
お疲れ様でした。
今週は日経平均が
とにかく強い一週間でした。
節目の34,000円も超えて、
いよいよ35,000円の世界へ。
あと4,000円ほど上昇すれば、
バブル絶頂時の株価に到達です。
34年ぶりの高値更新となれば、
おそらくかなり強い高騰も
期待できるでしょう。
そこまでいくには
まだ遠い道のりがありますが、
日々株価と振れて、
良い波乗っていきましょう。
ではまず昨日の米国株です。
米国株は変わらず高値圏にあり、
昨日はS&Pが下落しました。
強かったのはエネルギー株で、
これは原油高の影響です。
昨日も寄り付き後は上昇したものの、
その前に出てきた物価指数。
こちらが予想を上振れ。
昨日のニュースレターでも書きましたが
難しい数字は横に置いたとして、
予想を上振れならネガティブ、でした。
なぜなら、上振れということは
物価上昇が終わってないからですね。
向川先生もTwitterで
こんな投稿をされていました。
![](https://wavy-invest.com/wp-content/uploads/2024/01/24609c3aec7d57ca8175f6ca453b72df-1024x534.png)
この流れを考えて、
今言われている3月の利下げは
かなり難しいのではないかと思います。
来月に出てくる数字に注目ですが、
ここでも予想を上振れしていると、
おそらく利下げ時期は後退するでしょう。
ただ、そうは言っても
2024年のどこかでは
利下げしてくるとは思います。
雇用統計と、物価指数。
この2つはとても大事な指標なので、
毎月出てくるデータは見ておきましょう。
なお、ナスダックと
ダウは上昇しています。
そして、日本株です。
日経平均は今日も
強い立ち上がりでした。
特に昨日、決算が出た
ファストリが高騰。
ユニクロは絶好調で、
日経平均を押し上げて
35000円台まで到達。
これで5日続伸となり、
日経平均も2000円上昇です。
TOPIXも7連騰となり、
過熱感があるのも事実です。
売買代金は5兆496億円でした。
今日の日経平均は
+1.50%の35,577円でした。
TOPIXは+0.46%の
2,494円でした。
グロース250は
+0.36%の708円でした。
日経平均のチャートです。
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今日の注目決算※プライム市場のみ
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さて、いよいよ決算も始まります。
日本は今週から2月中旬まで、
米国株は2月いっぱいまで続きます。
日米ともに加熱している中、
ここから決算ですから、
出てくる数字で流れも変わるでしょう。
プライム市場からだけですが
注目決算をあげてみました。
ローソン(2651):
今期最終6%上方修正、最高益予想上乗せ。
イオン(8267):
今期経常10%上方修正、5期ぶり最高益更新へ。
トレファク(3093):
3-11月期(3Q累計)経常29%増益。
良品計画(7453):
9-11月期(1Q)経常2.6倍増益。
霞ヶ関キャピタル(3498):
9-11月期(1Q)経常65%増益。
特に主要企業の決算には注目です。
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今日の業種別ランキング
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【値上がり】
1位: サービス2位: その他製品3位:精密機器
【値下がり】
1位: 証券2位: パルプ紙3位:銀行
東証33業種中18業種が上昇。
プライム市場の値上がり銘柄は33%、
対して値下がり銘柄は63%でした。
日経平均株価の週間の上昇率は6.6%。
日経平均5連騰、TOPIX7連騰です。
騰落レシオが加熱中で、
警戒ラインまで到達したので、
一応、警戒もしておきましょう。
上がり続ける株はありません。
どこかで必ず調整は入ります。
事実、今日は上昇していますが、
内訳を見るとこうなっています。
値上がり551、値下がり1,058、変わらず48
企業決算が続くこともあり
警戒も必要なタイミングです。
また、今週13日は台湾総選挙です。
米中のバトルの本質は、
台湾の半導体にあります。
18日は台湾が誇る半導体企業、
TSMCの決算もありますから、
あわせて動きにも注目です。
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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ
・値上がりランキング
1位:三光合成(7888)+19.38%
2位:日コン(5269)+18.33%
3位:トランザク(7818)+15.50%
4位:PRTIME(3922)+13.42%
5位:USENHD(9418)+10.18%
・値下がりランキング
1位:ディップ(2379)-21.64%
2位:わらべ日洋(2918)-15.75%
3位:C&R(4763)-9.23%
4位:ビーウィズ(9216)-9.05%
5位:シュッピン(3179)-8.52%
・ストップ高(一時的なものを含む)
三光合成(7888)+19.38%
富士ソフト(9749)+9.13%
・ストップ安(一時的なものを含む)
ディップ(2379)-21.64%
・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度
1位:ファストリ(9983)+231.77
2位:リクルート(6098)+28.97
3位:信越化(4063)+22.48
4位:TDK(6762)+21.98
5位:東エレク(8035)+16.98