【06/20】バフェット砲で商社株が強い。ドル円も高値更新、信用売り残は大台越え。

相場まとめ

編集部の野々村です。

今日の相場も
お疲れさまでした!

昨日は米国市場が休みで、
方向感ない展開でしたね。

日経平均も前場終わりから
下落を始めました。

その後は持ち直して
+0.06%の33,388円で
今日の取引を終えました。

こちら日経の日足ですが、
高値安値ともに下げました。

赤の5日線も
割ってきていますので、
一時的な調整相場も
考えて明日も注視しましょう。

今日は全体的に売られましたが、
商社株や半導体株が買われ、
全体の底上げになりました。

日経はやや上げるものの、
TOPIXは下落しています。

値下がり銘柄が
値上がりを上回っており、

値上がり777、
値下がり972、

となっています。

昨日は米国が休みでしたが、
欧州市場はあいています。

しかし、ドイツ、イギリス、
フランスなども下落してます。

その一方で、
マザーズは強く、
今日は0.7%の上昇です。

そして昨日の
メルマガでも書きましたが、
バフェット砲ですね。

総合商社株への買いが
勢いを増しています。

大手5社がいずれも
上場来高値を更新。

三菱商事:+3.72%
住友商事:+1.44%
三井物産:+3.31%
  丸紅:+1.87%
 伊藤忠:+1.64%

こちら今日の結果です。

三菱商、丸紅、三井物産は
今月下げた日は1日だけ。

伊藤忠と住友商事は
2日だけしかありません。

なにも考えずに
商社株を買ってたら・・

なんて思いますが、
後の祭りです。苦笑

昨日のニュースでは
バフェットが経営する投資会社は
商社株の保有比率が8%超えです。

これをさらに最大9.9%まで
拡大させることも表明してます。

円安も追い風となり、
いいところで仕掛けたい
ところでもあります。

その円安も、
今日は一時140円まで
進行しました。

7か月ぶりの高値を
一時更新です。

ただ、年内の
米利下げ観測が後退して
ドルが下げにくい
展開でもあります。

日本の閣僚から
円安けん制発言も。

円安進行すれば
輸出関連株に追い風です。

そして気になるポイントですが、
今日は信用売り残1兆円超えました。

これは珍しいことで、
前回1兆円を超えたのは
2月末です。

信用売り残が増加って?

「信用取引」で
「売り」を持ってる人が
増えているということ。

つまり、空売りで
利益を狙ってる人が
増加しているということです。

それはつまり、
将来的な買い圧力にも
なることも考えます。

よって、日経平均の
一時的な下落はあるものの、

利益確定による買いで、
さらに上がるとう展開も
考えておきましょう。

今日強かったセクターは、
卸売、金属製品、空運です。

弱かったのは保険、鉄鋼、
電気ガスなど。

今夜は休日明けの
米国株にも注目です。

────────────
本日の値上がり&値下がりランキング
────────────

※プライム市場のみ

・値上がりランキング

1位:さくらネット(3778)+43.94%
2位:図研(6947)+13.18%
3位:エニーカラー(5032)+12.24%
4位:Jディスプレイ(6740)+10.53%
5位:ソシオネクス(6526)+10.31%

・値下がりランキング

1位:ニーズウェル(3992)-5.61%
2位:SOMPO(8630)-5.42%
3位:東京海上(8766)-5.33%
4位:MS&AD(8725)-5.19%
5位:テモナ(3985)-5.10%

・ストップ高(一時的なものを含む)

なし

・ストップ安(一時的なものを含む)

なし

・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度

1位:SBG(9984)+36.19
2位:アドテスト(6857)+28.81
3位:ファストリ(9983)+27.45
4位:東エレク(8035)+10.17
5位:三菱商(8058)+8.13