編集部の野々村です。
7月後半戦、
相場の流れが変わって
厳しい展開が続いています。
今日はほぼ全面安となり、
多くの銘柄が下がりました。
米国もグーグルやテスラなど
決算が出てきました。
今日の相場まとめで
振り返りたいと思います。
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日経平均6日続落!円高止まらず。
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まず前日の
米国株は反落しました。
目先のハードルは
やはり企業の決算です。
様子見ムードが強まる中で
米国市場が引けた後に
グーグルやテスラなどの
決算が出てきました。
さらに今週後半には
インフレのデータも出ます。
これらを前にして
相場がややこう着状態となり、
利確売りに押されています。
昨日の米国株は
終日売り買いが交錯。
終盤にかけ相場は下落し、
取引をおえました。
日本市場も引き続き
売り優勢で取引スタート。
円高加速で上値が重く、
プライム市場の9割超が下落しました。
為替はドル円155円台となり、
月末の日銀会合にむかって
厳しい地合いが続きます。
今日は全業種が下落し、
ほぼ全面安になりました。
日経平均は一時
39,000円手前まで下げて
1ヶ月ぶりの安値水準に。
米国株がさらに下げると
日本株も引っ張られそうです。
売買代金の3兆8657億円で、
商いも少なくなっています。
終わってみれば、
日経平均は-1.11%の
39,154円でした。
TOPIXは-1.42%の
2,793円でした。
グロース250は
-1.92%の648円でした。
こちら日経平均のチャートです。
こちら日経平均の一覧ですが、
ほぼ全面安となりました。
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注目決算※大型株のみ※
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【日本株】
オービック(4684):
4-6月期(1Q)経常11%増益。
キャノンMJ(8060):
4-6月期(2Q)経常5%増益。
キャノン電子(7739):
上期経常20%増益。
オービックは5分の1に
株式分割することを発表しました。
【米国株】
テスラ(TSLA):
売上2%増255億ドル、
営業益33%減16.0億ドル。
VISA(V):
売上10%増89.0億ドル、
営業益18%増59.3億ドル。
アルファベット(GOOG):
売上14%増847億ドル、
営業益26%増274億ドル。
VISAは業績は良かったものの
4年ぶりにアナリスト予想を下振れ。
テスラも自動運転タクシーが
発売延期になるなど
やや弱い決算となりました。
それぞれ時間外で下落しています。
グーグルはさすがの決算でした。
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今日の業種別ランキング
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【値上がり】
なし
【値下がり】
1位:海運2位: 電気ガス3位:証券
東証33業種中33業種が下落。
プライム市場の値上がり銘柄は7%、
値下がり銘柄は91%でした。
内訳は、
値上がり123、値下がり1,499、変わらず24
でした。
日経平均の値上がり寄与トップは
中外製薬、ニデック、HOYA、
第一三共、スクリーンHDなど。
値下がり寄与トップはファストリ、
東京エレクトロン、信越化学、
富士フィルム、ソフトバンクGなど。
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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ
・値上がりランキング
1位:古河池(6937)+21.19%
2位:サンケン(6707)+10.80%
3位:イーグルエ(6486)+10.75%
4位:ヨシムラHD(2884)+8.30%
5位:ニデック(6594)+6.09%
・値下がりランキング
1位:KOA(6999)-11.99%
2位:ヤマシン―F(6240)-9.31%
3位:瑞光(6279)-9.23%
4位:FIG(4392)-7.85%
5位:IBJ(6071)-7.61%
・ストップ高(一時的なものを含む)
サンケン(6707)+10.80%
・ストップ安(一時的なものを含む)
なし
・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度
1位:中外薬(4519)+14.81
2位:ニデック(6594)+10.80
3位:HOYA(7741)+4.00
4位:第一三共(4568)+3.73
5位:スクリン(7735)+3.14