編集部の野々村です。
今週もスタートしましたね。
まずは日本株、
幸先いいスタートとなり、
今日で6連騰になりました。
先週から続く良い流れ、
このまま進んでもらいたいところ。
ひとまず目の前には
33000円の節目があります。
本日の米国市場は休みで、
今週の日本株はメジャーSQです。
つまり先物やオプション取引をしてる方は
入れ替えなければいけません。
ここで需給の傾きや引き締めも
考えられるでしょう。
日経平均の今日の売買高は3兆円で、
しっかりと商いもあります。
今日の日経平均は
＋0.7％の32,939円でした。
そして上昇を続けるTOPIXですが
＋1.02％の2,373円でした。
TOPIXは33年ぶりに
高値を更新中です。
そしてマザーズですが、
今日も売られて-0.07％、
758円で取引を終えています。
TOPIXは変わらず強く、
日経平均がそれに追随しています。
しかし資金は今はバリュー株優勢で、
自動車など輸出関連も強く、
海運や銀行、鉄鋼などの業種が
強い動きを見せています。
今日は値上がり銘柄が1,400超え、
空運を除く32業種で上昇しました。
今考えるポイントは、
この高騰がどこまで続くか？です。
騰落レシオも加熱ラインをこえていますが
特に水曜から金曜にかけては株価が動きそうです。
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グロース株とバリュー株のザクっと解説。
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では今日はちょっと変わって、
グロースとバリューについて解説です。
よくこのニュースレターや、
向川先生の「チャートの向こう側」でも
これらの言葉が出てきます。
株投資をやるうえで
大事な考え方になるので
覚えておきましょう。
まずグロース株とは何か？
「グロース」つまり成長という意味で、
売上や利益などの成長率が高い企業を
まとめてグロース株と言います。
高い技術力やノウハウ、
そしてニーズの高い商品やサービスなど
これからさらに発展するであろう企業のことです。
たとえば、レーザーテックや
東京エレクトロンなどの半導体、
今日、日経225に組み入れられた
メルカリなどもそうです。
米国株でもappleやGoogle、
テスラ、エヌビディアなどもそうですね。
最近話題のＡＩ業界や半導体などを
想像してもらうと分かりやすいと思います。
一方でバリュー株とは何か？
別名「割安株」とも言われますが、
株価や企業価値などの評価が低く、
一般的には知名度も低く、
あまり注目されてないことが多いです。
たとえば、商船三井や
川崎汽船などの海運株や、
UFJや三井住友、
東京海上HDなどの金融株もそうですね。
JRなどの鉄道株や、武田薬品などの
製薬会社もそうです。
それぞれのメリット・デメリットも解説します。
グロース株のメリットは、
企業が成長することで
大きなリターンを狙えるところです。
AI開発をしてる会社に投資して、
大きなリターンを狙ったり、
今、世界は半導体をもとめて
熾烈な戦いが繰り広げられてますが、
こうした銘柄は株価も高騰しやすいです。
一方で、すでに加熱しており
割高になっているケースもよくあります。
業績が低迷したり、
トレンドが変わったり、
法律が変わったりなどで
一気に潮目が変わることも。
このようにグロース株は
株価の乱高下も大きいのが特徴で、
ある意味これがデメリットと言えます。
次にバリュー株ですが、
そもそも人気がな注目されておらず、
なので株価もあまり動きません。
それがデメリットで、
また別の視点から見れば、
価値が低いと思われて株価も低いので、
そのまま低空飛行を続けることもあります。
そこまで大きく値上がりが見込めないので、
安定して中長期の視点から株を持つのは
バリュー株と考える人も多いです。
配当利回りが高かったり、
優待をもらうためにバリュー株を
保有する人も多いですね。
こうした違いがあるので、
グロース株とバリュー株、
それぞれの特徴を理解して、
銘柄選びの参考にしてくださいね。
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今日の業種別ランキング
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【値上がり】
1位: 鉄鋼2位: 海運3位: 輸送用機器
【値下がり】
1位: 空運2位: 情報通信3位: 陸運
今日の値上がり寄与トップはファストリ、
ユニクロでした。
プライムの値上がり銘柄は全体の77％、
値下がり銘柄は20％でした。
好決算が出た伊藤園が高騰して、
今日は12％ほど上昇しています。
川崎汽船や商船三井などの海運株も強く、
また三菱東京UFJ、りそななど銀行株も高騰。
今日は商社株も揃って上昇しています。
レーザーテックはやや売り優勢で、
アドバンテストやディスコなど弱いので、
今はTOPIX銘柄、バリュー株などに注目が集まっています。
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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ
・値上がりランキング
1位：星光ＰＭＣ(4963)+17.64%
2位：伊藤園(2593)+12.28%
3位：Fブラザーズ(3454)+10.65%
4位：東京鉄(5445)+9.90%
5位：三井海洋(6269)+7.47%
・値下がりランキング
1位：スタティアＨ(3393)-4.94%
2位：ラクーンHD(3031)-4.39%
3位：広済堂ＨＤ(7868)-4.04%
4位：ニーズウェル(3992)-4.03%
5位：ベステラ(1433)-4.00%
・ストップ高(一時的なものを含む)
星光ＰＭＣ(4963)+17.64%
・ストップ安(一時的なものを含む)
なし
・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度
1位：ファストリ(9983)+51.85
2位：トヨタ(7203)+13.22
3位：TDK(6762)+10.17
4位：デンソー(6902)+8.51
5位：三菱商(8058)+7.93
