【11/4相場まとめ】11月相場スタートも日経平均は大幅下落へ。米国株はまちまち相場。

相場まとめ

テクニカルアナリストの向川a.k.aチャートの向こう側です。

今日から11月相場スタートですね。さっそく日経平均は急落となり、米国株先物も下落しています。(16時半現在)

今日も売買高が多かったものの重い相場で、決算シーズンも後半戦、先週のS級イベント続きのマーケットから少し落ち着きを取り戻しつつあります。今年も残り2ヶ月ですね!

いつも毎週水曜にLIVE放送をしていますが、今週は本日の開催となります。21時からこちらのURLでLIVEするので、タイミングあう方はご参加ください。
https://youtube.com/live/ZtAb9ZB8QGw?feature=share

【米国株】ダウ下落もハイテク反発。まちまち相場へ。

昨日はヘルスケア株が下がったことでダウが弱かったですが、エヌビディアなどハイテク株は上昇しました。好決算だったアマゾンがオープンAIとクラウド契約を発表。さらにエヌビディア製のチップ提供とのことで、それぞれ上げました。

ダウ平均は上昇して始まるものの、徐々に売りが優勢に。一時400ドルほど下げる場面もあり、重い相場になりました。最終的に226ドル安の47,336で下落して大引けに。

ハイテクは強かったので、ナスダックは上昇。109ポイント高の23,834で引けました。S&P500も11ポイント高の6,851で引けています。

昨日は11業種のうち4業種が上昇。一般消費財が最も上昇し、ハイテクも小幅に上げました。一方で7業種が下落しています。

エヌビディアやアマゾン、グーグルなどが上昇、半導体株も堅調でした。メルクが急落、スリーエムなども下落しました。データセンター事業のIRENリミテッド・オーディナリー・シェアーズがマイクロソフトとのクラウド契約を発表。これが好感されて急騰しています。

引け後に好決算のパランティアも続伸するなど、ハイテクが強い相場でした。では次に日本株も見ていきましょう。

【日本株】日経平均は急落!主力ハイテクが急落。

今日の日本市場は、寄り付きから上昇するなどスタートはまずまず。しかし10時半頃に今日の高値をつけてから流れが変わりました。

そこからレンジとなり、はっきりしない方向感のない相場となりましたが、後場に入ってから売りが加速。リスクオフの流れが強まりました。

そこから日経平均は急落、14時半頃まで売りが続きました。大引け前には少し買い直されましたが、それでも終わってみれば914円安の51,497円で大引け。米国株先物が下落しており、その流れをうけて日本株も売りに傾きましたね。

為替が円高に振れたことも、相場を重くしました。片山財務相が「一方的で急激な動きが見られている」と発言するなど、為替の動きが注視されたことも相場を敏感にしましたね。

売買代金は8兆7044億円。ガラス土石、石油石炭などが上昇し、空運や海運、情報通信などが下落しました。プライム市場の値上がり銘柄は52%、値下がり銘柄は44%。

今日は売買代金トップのソフトバンクグループやアドバンテストが売られて、特に指数インパクトの大きい銘柄が重くなると、指数も下落となります。一方で東京エレクトロンや住友電工、ファナックなどは堅調。

イビデン、フジクラ、ファストリも下落し、先週末に高騰したソシオネクストが急落でストップ安へ。GMOインターネットやスクリーンHDも急落しています。

レーザーテックは売買高も多く上昇。売られ続けているニデックも今日は反発。サンリオも堅調、住友ファーマや平河ヒューテックがストップ高へ。引け後の任天堂の決算は良好、switch2の売れ行き好調のようですね。

ここ最近の日経平均は続伸が続き、先月は1ヶ月で7,000円ほど上昇しました。7ヵ月連続で上昇し、過熱感があるのは否めません。シートベルトは締めておきましょうね。

では、また続きは21時からのLIVEで。明日もいい波乗っていきましょう!