【3/26相場まとめ】日経平均反落。原油上昇、中東情勢はまだ不透明。米国株は続伸!

相場まとめ

テクニカルアナリストの向川です。

今日の相場も終わりましたが、日経平均は下落。中東情勢の収束が少しずつ見えてきましたが、目先はまだどうなるかわからず。そして週末を控えるなかで今日も重い地合いでしたね。

昨日のライブでも相場展望を解説しているので、またこちらから見ておいてください。
https://youtube.com/live/8wK8vIAWTQw?feature=share

では、今日の相場を振り返りましょう。

【米国株】イラン情勢の緩和期待で続伸、ハイテク主導で主要3指数そろって堅調

昨日の米国株は3指数ともに反発しました。

イラン情勢を巡る前向きな動きが出てきており、相場はリスクオンとなりました。目先の地政学リスクへの過度な警戒感が和らいだことで引き続き買いが優勢の展開になり、ダウ平均は300ドル超の上昇でした。3指数がそろってプラス圏に浮上しています。

ダウ平均は序盤から買い上がりましたが、押し戻され、特に後半にかけてはレンジになったことで最終的に305ドル高の46,429ドルで引けました。

幅広いセクターに資金が流入し、エヌビディアやAMDが急反発したことでナスダックを支えました。S&P500は35ポイント高の6,591、ナスダックは167ポイント高の21,929で引けました。

昨日は11業種のうち9業種が上昇。素材が最も上昇し、一般消費財、ヘルスケアと続きました。下げたのはえんるギーと不動産でした。

先ほども書いたように、エヌビディアやAMDが急反発し、売られていたマイクロソフトやオラクルなどの主力ソフトウェア株も買われました。

また、インフレ再燃懸念の後退からウォルマートなどの消費関連も底堅い動きに。一方で原油が落ち着いたことでエクソンモービルやシェブロンなどエネルギー株は利益確定売りに押されました。

ロッキード・マーチンなどの防衛関連も停戦期待から資金が抜けて弱い動きです。

全体ポイントとしては、下落トレンド入りが警戒されていたなかでしっかりと続伸したことで相場の底割れリスクは後退しました。

「有事のエネルギー買い・防衛買い」から「ハイテクへの資金回帰」というセクターローテーションが起こっており、相場の流れが転換しています。

週末のPCE(インフレ指標)を見極めるまでまだどうなるかわかりませんが、急反発の反動も考えられる相場になってきました。

【日本株】米ハイテク高を引き継ぎ堅調、期末の配当取りも支えに

米国株が強かったことで、今日の日本市場は朝方から買いが先行しました。

エヌビディアなどハイテク株が上昇したこと、そして中東情勢の過度な警戒感が和らいだことによるリスクオンの相場に。明日の「権利落ち日」を前に期末の配当や株主優待を狙った買いが相場を支えました。

前日の1,400円超の急反発から利益確定売りも出つつ、結果として底堅い相場になりましたね。

しかし、前場終盤にかけては売りが重なり、日経平均はマイナスに転じました。英アームが16%高となったことからソフトバンクGに期待もしていましたが、日経平均につられるようにソフトバンクGも重くなりました。

後場も軟調で、一時は下げ幅を500円超に拡大するなどイヤな相場になりましたが、最終的に145円安の53,603円で大引けに。TOPIXは8ポイント安の3,642、グロース250が21ポイント安の720で引けています。

今日の売買代金は6兆6956億円。鉱業、海運業、石油石炭が上昇し、保険、電気機器、銀行が下落。プライム市場の値上がり銘柄は34%、値下がり銘柄は62%。

今日は東京エレクトロンやアドバンテストなど主力半導体が強く、ソフトバンクGも連日の堅調な動き。また、配当権利取りの動きから三菱UFJなどメガバンクや、商社、不動産株などバリュー株への買いも見られました。

米国と同じく、INPEXや石油資源開発などのエネルギー関連は前日に引き続き軟調でしたね。やはり昨日の上昇はショートカバーで、今日は配当取りの買いと思われます。

引き続き中東情勢をめぐっての神経質な展開が続きます。原油高が意識されれば相場は重くなるでしょう。緊張緩和の兆しが見えたら反発する、そんな二転三転の相場です。明日もいい波乗っていきましょう!