
テクニカルアナリストの向川です。
4月相場が終わりましたね。イラン戦争から2ヶ月、まだ先行きははっきりと読めない中でも今月のマーケットは大きく反発しました。
月末はいつものように重くなりましたが、これは仕方ないですね。日銀会合にFOMC、そして決算。続々と重要イベントが続く中でちょうどいい休憩タイムになりました。
国内はGW連休ですが、米国は通常モード。コモディティも動いています。
そんなコモディティですが、こちらの特別ビデオが本日24時までの公開です。まだ見ていない方はどうぞ!
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今月はゴールド特集、来月は原油と、注目のコモディティの動きを毎月届けていくオンライン月刊誌が創刊されました。私も購読して早速見てました。
では、今日の相場を振り返りましょう。
【米国株】原油108ドル台急伸で日経先物は1,100円超の急落
今週は何を言ってもFOMCに注目でした。
予想通り政策金利の「据え置き」が決定されましたが、票決が「8対4」と割れ、3名は緩和的スタンスに反対。市場では「年内の利上げ期待」すら若干復活するか?との思惑も出ました。
さらに、イラン情勢の緊迫化が止まらず、トランプ大統領の「封鎖の長期化」の話も出てきてWTI原油価格が108ドル台へと急伸。再びマーケットが荒れてきそうな気配も感じられます。
ダウ平均は21ドル高の49,163ドルから始まりましたが、少しずつ失速。少し持ち直す場面もあったものの、280ドル安の48,861ドルで引けました。
S&P500は2ポイント安の7,135、ナスダックは9ポイント高の24,673と反発しました。小型株のラッセルは6ポイント安の2,739と続落しています。

ダウが下落する一方、前日に売られていたハイテク株は下げ渋り、ナスダックは横ばいを維持しました。
引け後に控えるアルファベット、アマゾン、メタ、マイクロソフトの決算も注目され、見極めようとする様子見ムードも感じられました。
相場全体が重い中でも、スターバックス、VISA、シーゲイト、バイオジェンなど、事前の市場予想を上回る決算やガイダンスを出した企業は買われています。
米国市場の3指数は「横ばい〜小幅安」でなんとか耐えていますが、朝から日経平均先物が急落。月末の日本マーケットにも暗雲でしたが、果たして結果は?では次に日本株も見ていきます。
【日本株】一時1,000円安!金利急騰と原油高の「トリプル安」で幻の6万円相場が崩壊
日本が祝日で休場している間、FOMCの結果は「利下げなし」になりました。
米国金利が上昇を続ける中で、日米の金利差を意識した円売りが加速。為替は1ドル=160円台という円安水準まで進行。この過度な円安による国内のインフレを警戒し、日本の債券市場でも売りが加速。10年債利回りが29年ぶりとなる2.5%を突破しました。
イラン情勢の長期化、そして原油高。「米国が新たなイラン攻撃を計画」との報道もあって相場はリスクオフに。一時、日経平均は1,000円近い下落となり、59,000円台を割り込む場面もありました。
日経平均は432円安の59,484円と続落スタートとなり、前場は一進一退でした。後場も弱い流れで、最終的に632円安の59,284円と続落して引けています。TOPIXは44ポイント安の3,727、グロース250が7ポイント安の766となりました。

売買代金は9兆9743億円。今日は陸運、電気ガス、建設などが売られましたが、石油石炭、食料品、金属などが買われています。プライム市場の値上がり銘柄は22%、値下がり銘柄は75%でした。
今日はハイテク株や半導体関連が売りの中心となり、アドバンテストは1銘柄で日経平均を360円押し下げ。東京エレクトロン、レーザーテックなどが軟調で、指数を大きく押し下げました。
プライム市場全体で見ても値下がり銘柄が多く、キオクシアやTDKなど一部の好決算銘柄は買われたものの、相場全体の地合いの悪さは変わらず。資金の逃避先として、石油・石炭や食料品など、景気動向に左右されにくいセクターがわずかに上昇しました。
先週の木曜日・金曜日に「6万円突破」というヘッドラインが出て飛び乗った投資家は、今週のマーケットでマイナスになっているかもしれません。
これもニュースレターで書いてきましたが、「一部の半導体銘柄だけで無理やり作られた見せかけの最高値」だったので、このイベント続きのマーケットにはちょうどいい調整モードとなりました。
明日は月初ですが雇用統計はなく、来週金曜になります。ライブも予定しています。また、明日はレーザーテックや東京エレクトロン、三井物産などの商社も決算を発表です。米国ではサンディスク、アップルなどが決算ですね。
どちらも重要な注目決算です、では明日もいい波乗っていきましょう!

