
テクニカルアナリストの向川です。
今日のマーケットは反落となり、日経平均は3日ぶりに下落でした。そして引け後は日銀・植田総裁の会見もありましたね。結果は金利そのまま。やや追加利上げ感もあった結果になりました。
明日は祝日ですが、休み明けは米国テックの決算が続きます。こちらも楽しみですね。
そして、今日から新ビデオが公開されています。波乗りトレードの推奨銘柄でも「コモディティ」をあげていますが、日本株や米国株に加えて第3のマーケットとしても注目しています。
3日間限定の公開です、こちらから視聴ください。
→クリックしてビデオを見る
【米国株】決算&FOMC前で相場は息を潜める。SOX指数の連騰がストップ
昨日の相場はまさに巨大イベントを前にした「様子見」と言える動きになりました。
今週はS&P500の時価総額の約4分の1を占めるメガテック企業、グーグル、マイクロソフト、アマゾン、メタ、アップルなどの決算が集中していることに加え、水曜日にはFOMC。
この結果を見極めたいという思惑から、昨日は積極的な売買の勢いが弱まりました。イランとの暫定合意のニュースもあったものの、市場の反応は薄く、ダウとナスダックは前日終値を挟んで小動きの1日に。
ダウ平均は上値が重く、早々に49,000ドルまで売られましたが、最終的には62ドル安の49,167ドルで取引を終えています。ナスダックは50ポイント高の24,887、S&P500は8ポイント高の7,173で、いずれも最高値を更新しました。

最も注目すべきは、これまで「17営業日連続で上昇」し、相場を引っ張ってきたSOX指数(半導体)が -1.01% と明確に下落したことです。
エヌビディアは+4.00%と強さを維持したもののAMDが-3.79%と下落。さらに、発注キャンセルを発表した中堅半導体のPOETテクノロジーズが-47.35%と歴史的な大暴落。半導体セクター内でも「決算や業績の実態」にシビアに反応する選別物色が始まっています。
ベライゾン(+1.55%)が好決算で買われた一方、ドミノ・ピザ(-8.84%)が予想未達で売られました。
ダウは上ヒゲ、S&Pとナスダックは陽線になったもののやや上値の重さも感じられます。重要イベントが目白押しの週のため、ここまでの勢いが小休止することも考えられますね。まずは今週のFOMC、そして決算に注目しましょう!
【日本株】幻の6万円から急転直下の619円安へ
日経平均は序盤から、前日の「6万円突破」という急ピッチな上昇に対する利益確定売りに押される展開となりました。
前場の下値は底堅く、6万円台をキープしていましたが、日銀会合の結果が伝わった後場は売りが加速。政策金利はそのままとなりましたが、3名の政策委員が据え置きに反対。
これがタカ派=利上げ推進と受け止められ、ドル円は一時158円台まで円高へ。主力ハイテク株への売りが加速しました。
日経平均は最終的に619円安の59,917円で引けて、3日ぶりの反落となりました。TOPIXは36ポイント高の3,772で3日続伸、グロース250は11ポイント高の774でした。

ここ数日「日経平均だけが上がって、他が下がる」といういびつな相場が続いていましたが、本日はその真逆が起きました。日経平均が-1.02%と急落する裏で、TOPIX(+0.99%)やグロース250(+1.53%)は力強く上昇しています。
さらにプライム市場の8割以上の銘柄が値上がりです。日経平均は下落しても持ち株(中小型株など)は上がってるという方も多いでしょう。日経平均急落の要因は、これまで相場を牽引してきた「半導体銘柄」の下落。
前日に上昇したアドバンテストは決算内容が市場予想に届かなかったことで-5.6%の急落。ソフトバンクG、東京エレクトロンなどの値がさ株も売られて、指数を押し下げました。
日経平均は6万円という心理的節目で停滞です。「6万円突破」というニュースで飛び乗った人がいたら厳しいですが、過熱感を警戒していた方はチャンスですね。
明日は祝日で休場ですが、米国では今夜からマイクロソフト、メタ、アルファベットなどの「メガテック決算」の決算祭りです。数十兆円もの巨額投資の予定はどうなったのか、今後の見通しをどうみているのかなど、世界が注目する決算、結果を見守りましょう。
では、明日もいい波乗っていきましょう!

