【5/13相場まとめ】日経平均続伸で63,000円台へ。好決算銘柄が買われる。半導体はブレーキか?

相場まとめ

テクニカルアナリストの向川です。

世界が注目する米中会談、いよいよ明日14日に迫ってきました。

どうやらトランプ率いる米国側は、イーロン・マスクやアップルのティム・クックCEO、他にもメタやボーイング、クアルコム、ゴールドマン・サックスやシティなど20名ほどの経営者や要人も同行するようです。

イラン情勢はもちろん、関税についても話し合う予定で、なのでその前に日本によって高市さんや片山さんにあってたわけですね。

サプライチェーンとしての日本の立場や役割などを明確にするためだと思われますが、ここから中国とのディールに臨むわけですね。

ほとんど水面下では話は進んでいて、最終的なジャッジで対面すると思われますが、日米ともにマーケットはポジティブに捉えているようです。事実、相場は上昇を続けています。

さて、そんな相場ですが、今夜は21時からライブ放送です。
https://youtube.com/live/-ntfnURtepY?feature=share

では今日の相場を振り返りましょう。

【米国株】地政学リスク再燃。半導体セクターに利益確定売り

昨日は消費者物価指数(CPI)が発表されましたが、予想を上回りました。

これを受けて米国債利回りが上昇し、これまで相場を牽引してきたIT・ハイテク株の重しに。SOX指数は一時6.8%下落するなど、半導体中心に下がりました。

原油相場の上昇も株式市場を圧迫し、少しピリッとしたマーケットでしたね。

ダウ平均は35ドル高の49,739ドルで取引スタート。その後は下落しましたが、徐々に回復。引けにかけて再び買われていき、最終的には56ドル高の49,760ドルで引けました。

S&P500は11ポイント安の7,400、ナスダックは185ポイント安の26,088で引けています。

M7に加え、半導体関連株が一斉に売られました。ラッセル2000も0.97%下落で、小型も売られる展開。市場全体で調整色が強まりましたね。

決算が予想を下回ったヒムズ&ハーズ(HIMS)やASTスペースモバイル(ASTS)が売られています。しかし、コスト管理が寄与した3Dシステムズ(DDD)が大幅高。

他にはウォルマート(WMT)やアムジェン(AMGN)が上昇するなど、ややディフェンス株が買われた印象ですね。

5月20日のエヌビディア決算を控えており、神経質な局面に。ナスダックが大幅安となる一方でダウが小幅続伸なところからも資金シフトしている感もあります。

朝の段階で日経平均先物は下落しており、今日の日本市場も売り優勢で始まりそうな相場でした。では次に日本株も見ていきましょう。

【日本株】日経平均は初の6万3000円台へ!主力株への買い続く

前日の米国市場はナスダックが下落するなどまちまちの相場に。

この流れを受けて今日の日経平均は344円安と反落してスタート。原油の上昇や米金利上昇が相場の重しになりました。

しかし、売り一巡後は主力株への買いも目立ち、少しずつ指数が上げ始めました。好決算の銘柄も買われて、大きく反発する銘柄も出たことも指数の押し上げに寄与しました。

日経平均は最終的に最高値を更新し、終値で初めて63,000円台に到達。歴史的な相場になりました。今日の終値は529円高の63,272円。TOPIXは46ポイント高の3,919、グロース250は9ポイント高の827で引けています。

売買代金は10兆4,909億円と今日も活発で、非鉄金属、卸売、輸送用機器などが上昇。金属、建設、石油石炭などが下落しています。プライム市場の値上がり銘柄は58%、値下がり銘柄は37%。

今日はソフトバンクGやファストリ、三菱商事、ソニーなどの大型主力株が上昇。キオクシアやイビデン、フジクラなども堅調でした。

一方でアドバンテストや東京エレクトロン、レーザーテックなどの半導体関連株は下落し、日経平均を押し下げました。

チャートを確認すると、寄り付きの下落から見事なV字回復を遂げているのが分かります。特にTOPIX(+1.20%)の上昇率が日経平均を上回っており、市場全体に買いのエネルギーが波及している状態です。

半導体が下げても他の主力セクターや決算銘柄へと資金が循環し、史上最高値を更新。これは相場の「底堅さ」を証明していると言っていいでしょう。

引き続き決算に注目、そして米中会談の行方に注目ですね。では、明日もいい波乗っていきましょう!