編集部の野々村です。
今日の相場も
お疲れさまでした。
今日の株式市場も
大きな下落となりました。
今日は今年2番目の下落で、
文字通り「暴落」と言っていいでしょう。
5日続落で節目の
31,000円も割ってきました。
昨日の米国も
3指数それぞれ下落。
ナスダックは-1.86%と
大幅に下落しました。
なぜか?
まず昨日は
8月JOLTS求人件数が出ましたが、
こちらが予想を上振れ。
今週金曜には
雇用統計も出ますが、
予想は前回より下振れです。
が、油断は禁物です。
そしてマッカーシー下院議長が
電撃解任というニュースも。
米国は混乱が続いています。
さらに金利もさらに上昇し、
株安がさらに加速しました。
米国の急落をうけて
日本も472円安でスタートも下落。
一時30500円を
割り込む場面もあり、
昨日に続いて今日も
すべての業種で下落です。
さらに香港や韓国など
アジア株市場も弱いです。
大引けの日経平均は
30,526円と大きく下落。
ギリギリ30,500円は
割れなかったものの、
明日も同様の展開になれば
3万円を割れることも考えられます。
ただ、200日線も見えており、
3万円という強い抵抗帯でもあるので
踏みとどまれるかどうか。
今日の下落は今年2番目で、
約4か月半ぶりの安値をつけました。
上昇を続けていた
TOPIXも下落しており、
こちらも8月安値を
割ってきました。
マザーズも変わらず下落です。
日経平均は-2.28%の
30,526円。
TOPIXは-2.49%の
2,218円でした。
マザーズも-2.89%の
677円で取引を終えています。
下落はどこかで止まりますが、
すぐすぐではないでしょう。
ただ一時的な反発は、
どこかで見せるはずですが、
あくまで一時的と考えて、
フットワーク軽くいるのが吉。
18時現在、米国株の
先物も下落しています。
今週は重要イベントを控えて
様子見ムードもあります。
引き続きエントリーは
慎重にいきましょう!
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今日の業種別ランキング
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昨日に続いて今日も
すべての業種で下落です。
【値上がり】
なし
【値下がり】
1位: 輸送用機器2位: 鉄鋼3位: 銀行
東証33業種は全てが下落。
東証プライム市場の値下がり銘柄は
全体の92%、値上がり銘柄は7%でした。
全体の9割を超える全面安で、
輸送用機器、鉄鋼、銀行、
電力ガスの下落率は4%超えです。
自動車、商社、海運、銀行など
これまで強かった業種でも
売りが先行しています。
また、香港ハンセン指数は
連日で年初来安値を更新。
中国株は今日は
やや反発しているものの、
アジア株も弱いです。
その弱い流れが
日本にも波及しています。
ただ、一部ですが
上昇している銘柄もあります。
クスリアオキは株式分割、
そして配当増額で本日上昇です。
レオパレスも業績好調で
今日は反発していますし、
今日材料が出たマネックスですが
docomoと提携が好感されて
今日上昇しています。
また、オービックも
業績好調で上昇しています。
やや期待感もあった
10月相場ですが、
出だしは下落です。
ただ、このままのペースで
10月、11月、12月と
進むわけではありません。
「落ちるナイフは拾うな」
という格言を思い出し、
次のチャンスを虎視眈々と
狙っていきましょう。
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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ
・値上がりランキング
1位:ケーヨー(8168)+15.70%
2位:イーレックス(9517)+8.87%
3位:クスリアオキ(3549)+6.56%
4位:QBNHD(6571)+4.38%
5位:神戸物産(3038)+4.37%
・値下がりランキング
1位:リケンNPR(6209)-8.26%
2位:サーバワクス(4434)-7.56%
3位:芝浦機(6104)-7.25%
4位:愛三工(7283)-7.22%
5位:アーレスティ(5852)-7.19%
・ストップ高(一時的なものを含む)
なし
・ストップ安(一時的なものを含む)
なし
・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度
1位:リクルート(6098)+5.19
2位:エムスリー(2413)+4.76
3位:資生堂(4911)+3.60
4位:ヤマハ(7951)+1.73
5位:オリンパス(7733)+1.67