
テクニカルアナリストの向川です。
今日の相場も重い展開で、明日朝のエヌビディア決算を前にほぼ動きなし。私も今日は相場を見た時間は5分だけで特に動きなしです。
いよいよ明日の朝方に世界が注目するエヌビディア決算ですが、かなり期待感が先行している中で、それを超えてくるのは簡単ではありません。
どんな内容が飛び出してくるか、楽しみに待ちましょう。
そして、今夜21時からライブ放送です、こちらのURLから始めるので、時間になったらどうぞ。
→https://youtube.com/live/achGC4Z-fA0?feature=share
【米国株】地政学リスク後退も「金利高」が上値を抑える相場に
先日から警戒感を持って見ておくべきと伝えてきた、米国の金利。30年債が2007年以来の高水準まで到達しました。
トランプ大統領が計画していた対イラン攻撃を見送ったことで、相場はこれを好感。中東情勢の緊迫化から原油が上がっていましたが、ひとまず上昇は一服しました。
しかし、相場の重石となったのは再び急騰した米国債利回り。米30年債利回りが2007年以来、約19年ぶりの高水準まで上昇してマーケットを重くしました。

ダウ平均は10ドル高の49,696ドルでスタート。寄り付きは上昇しましたがすぐに失速し、そのまま下落して安値をつけました。そのあとは反発する場面もありましたが、戻りきらず。最終的に322ドル安の49,363ドルで大引けとなりました。
S&P500は49ポイント安の7,353、ナスダックは220ポイント安の25,870で引けています。

S&P500ナスダックやS&P500が下落する中、半導体指数(SOX)は「+0.03%」と辛うじてプラス圏を維持。
「AI需要を背景に半導体の上昇サイクルは2027年まで続く」と、強気のアナリストの発言もあって買い戻しが入っています。
一方で、マイクロソフト、アマゾン、アルファベットなどのメガキャップは1〜2%超の下落となり、指数を押し下げ。アークテリクスなどが成長を牽引し決算が予想を上回ったアメア・スポーツ(AS)が上昇。
17四半期連続で過去最高売上高を更新したアジリシス(AGYS)は+12.45%と高騰しました。他にはベライゾンやシェブロンなどが上昇し、ウォルマートが下落しました。
SOX指数がプラス圏で粘り、一部の好決算銘柄が跳ねていることで買われる場面もありました。しかしここからの半導体はエヌビディアの結果次第でしょう。
【日本株】日経平均6万円大台割れ!約3週間ぶりの安値圏へ
今日の日本市場も荒れました。
米長期金利(30年債)が2007年以来の高水準を付けたことによる、世界的な金利上昇懸念が東京市場を直撃。朝方はこれまでの連続下落に対する警戒感から先物主導の買い戻しが入りました。
しかし、わずかにプラス圏でスタートしたものの、その後は急速に下値を切り下げる展開になりました。
日経平均は一時59,200円台まで売られましたが、そのあとは反発。後場からも流れは変わらずで、最終的には746円安の59,804円で引けました。

今日の売買代金は9兆5,429億円。プライム市場の値上がり銘柄は16%、値下がり銘柄は81%でした。
フジクラ、ソフトバンクG、東京エレクトロン、ディスコ、レーザーテックといったAI・半導体主力が一斉に下落。前日まで買われていた三菱UFJなどの銀行株や三菱重工、ソニーGといった主力も売られました。
グロース250の「-4.47%」という記録的な急落も目立ちます。前日の急反発(+3.11%)で飛びついた個人投資家の投げを巻き込み、嫌な売られ方をしました。
全面安の地合いの中、キオクシアは堅調。ファーストリテイリングやみずほFGも買われました。個別材料ではUBEがストップ高に。
日経平均・TOPIX・グロースともに朝一番の天井から引けにかけて右肩下がりに売り崩される展開です。最大のイベントである米エヌビディア(NVDA)の決算発表が明日の朝方です、注目しましょう。
では、明日もいい波乗っていきましょう!

