【10/16相場まとめ】日本株急落は半導体ショックが原因。日米ともに上値重い展開に。

相場まとめ

編集部の野々村です。

日本市場は急落。
半導体株が下げました。

10月も折り返しですが
昨日の相場とは変わって
急落の一日になりました。

日経平均は5日ぶり下落。
米国株も上昇がストップです。

では、今日の相場まとめです。

──────
半導体株が急落。何があった?
──────

まず昨日の米国株ですが
3指数とも下げました。

日米ともに決算が始まり、
米国株は金融からスタート。

ここまで好決算が続き、
昨日も寄り付きから上昇。

良い流れで始まりましたが
半導体株が下げました。

背景にはあったのは
オランダの半導体大手、
ASMLの決算でした。

業績見通しを下方修正となり、
エヌビディアは4%下落。

その他の半導体や
ハイテク株が下げました。

SOX半導体指数も
5%ほど下げるなど
相場が大きく動きました。

これぞ決算、ですね。

また、ヘルスケア大手の
ユナイテッドヘルスも下落し、
ダウを押し下げました。

日本株もオープンしましたが
半導体を中心に下落。
売り優勢で始まりました。

日経平均は39,000円の
攻防戦となりましたが、
ギリギリでキープ。

レーザーテックが一時14%下落、
東京エレクトロンも一時10%下落。​​​​​​

為替がドル円149円で
こちらももみ合いとなり、
株を下支えしました。

売りが一巡したあとは
下げ止まった感もありました。

18時現在、
先物も下げ止まっています。

今週の日本市場は
ディスコの決算もあるため
引き続き要警戒です。

売買代金は3兆9155億円。

最近の売買から見ると
やや少ない印象ですね。

終わってみれば、
日経平均は-1.83%の
39,180円でした。

TOPIXは-1.21%の
2,690円でした。

グロース250は
-1.25%の632円でした。

こちら日経平均のチャートです。

───────
今日の業種別ランキング
───────

【値上がり】
1位:保険2位:建設3位:電気ガス

【値下がり】
1位:精密機器2位:電気機器3位:化学

東証33業種中21業種が上昇。

プライム市場の値上がり銘柄は21%、
値下がり銘柄は75%でした。

日経平均の値上がり寄与トップは
ファストリ、フジクラ、ZOZO、
大林組、イオンなど。

値下がりトップは
東京エレクトロン、レーザーテック、
中外製薬、リクルートなど。

──────
本日の値上がり&値下がりランキング
──────

※プライム市場のみ

・値上がりランキング

1位:古野電(6814)+23.46%
2位:パルHD(2726)+16.24%
3位:IDOM(7599)+15.99%
4位:T-BASE(3415)+11.56%
5位:トランザク(7818)+11.07%

・値下がりランキング

1位:レーザーテック(6920)-13.44%
2位:WNIウェザ(4825)-11.19%
3位:マネフォ(3994)-10.85%
4位:スクリン(7735)-9.34%
5位:コクサイエレ(6525)-9.32%

・ストップ高(一時的なものを含む)

古野電(6814)+23.46%

・ストップ安(一時的なものを含む)

なし

・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度

1位:ファストリ(9983)+5.33
2位:フジクラ(5803)+4.60
3位:ZOZO(3092)+2.66
4位:大林組(1802)+2.63
5位:イオン(8267)+2.20