【12/14】日本株4日ぶり反落!急激な円高でドル円140円台。年末下落の流れくるか?

相場まとめ

編集部の野々村です。

早いもので明日は
もう金曜ですね。

イベントが続いていたので
時間の感覚が・・苦笑

さて、今日も激しく
上下に動く相場でした。

まず前日の米国株ですが、
3指数とも上昇。

ダウは5日連続で上昇し
年初来高値を更新中です。
ナスダック、S&Pも上昇です。

まず昨日はFOMCでしたが、
こちらは予想通りの金利据え置き。

もうインフレ問題は終わり、
市場の声は

「来年のいつ利下げするか?」

でした。

一般的に金利が下がると
株は上がりやすいです。

今回出てきたのは、
来年3回の利下げを見込む話でした。

年内ラストのFOMCでしたので、
はっきりとしたことは
出てこないかと思いきや、

意外とハト派より、
つまり金利を下げる話が
出てきたのが印象的でした。

これによって終盤から
さらに株高の流れで終えました。

そんな流れで始まった日本株。

上昇スタートしたものの、
すぐにマイナス圏に下がりました。

これには為替の要因もあります。

円高も影響して日経平均は下落。

特に今日は自動車株や
金融株の弱さが目立ちました。

大型株を中心に売り優勢で、
日経平均は一時400円以上の下落に。

その後、終盤にかけて
やや円安に戻ったことから
株もややつられて上昇しました。

日経平均は-0.73%の
32,686円でした。

TOPIXは-1.43%の
2,321円でした。

グロース250は
-0.45%の662円でした。

今日の日経平均チャートです。

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昨日のFOMCどうなった?
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昨日のFOMC、
もう少し振り返ります。

出典:ブルームバーグ

まず結果として金利据え置き。

内容を見ても、
来年の利下げについて
情報が出てきたのが印象的でした。

インフレ問題は解消し、
あとはどううまく着地させるか?です。

ここまで急激に金利をあげ、
ブレーキをふんできました。

しかし、ブレーキをかけすぎるあまり
次は経済が冷えすぎないか?

今ここが気になるポイントで、
冷えすぎることで経済停滞に
なることを避けなければいけません。

そのコントロールは難しく、
利下げすると経済が回転し、
またインフレが再燃することも。

ですので、どこかで
一時的な経済停滞は
避けられないと思います。

その絶望のあとに、
株高ラリーがくるかもしれません。

また、2024年は
米国の大統領選挙もあります。

来年の株も激しく動く
一年になりそうですが、
チャンスも多いと思います。

今から技術を身につけて、
そのチャンスを掴みましょう!

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今日の業種別ランキング
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【値上がり】
1位: サービス2位: 化学3位:金属製品

【値下がり】
1位: 輸送用機器2位: 銀行3位:保険

東証33業種中30業種が下落。

プライム市場の値上がり銘柄は24%、
値下がり銘柄は73%でした。

金利低下により三井住友、
UFJなどメガバンクが売られました。

東京海上など保険株も弱いです。

円高が嫌気されトヨタやホンダなど
自動車株弱く、商社も売られました。

川崎汽船など海運も弱く、
今日は電気会社も弱い流れでした。

自社株買いを発表したリクルートは高騰。

信越化学、ファストリ、
ソフトバンクなど上昇したので、
ここで上がったことで
暴落まではいきませんでした。

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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ

・値上がりランキング

1位:宮超HD(6620)+15.75%
2位:高島(8007)+11.23%
3位:ネオジャパン(3921)+9.10%
4位:GMOーGS(3788)+8.26%
5位:正栄食(8079)+7.97%

・値下がりランキング

1位:富士通ゼ(6755)-12.72%
2位:ヤーマン(6630)-9.58%
3位:東洋エンジ(6330)-8.13%
4位:CRE(3458)-8.06%
5位:ラクーンHD(3031)-7.86%

・ストップ高(一時的なものを含む)

なし

・ストップ安(一時的なものを含む)

なし

・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度

1位:リクルート(6098)+39.16
2位:信越化(4063)+28.97
3位:ファストリ(9983)+21.98
4位:SBG(9984)+10.19
5位:アドテスト(6857)+9.59