編集部の野々村です。
今日の相場も
お疲れ様でした。
重要イベントが続く中、
はっきり方向感がわからない
相場が続いています。
ただ相場の流れは良好で、
日本株も米国株も強いです。
まず昨日の米国株から
振り返りましょう。
ダウが年初来高値を更新し、
引き続き上がり続けています。
続いてナスダック、S&Pも
それぞれ年初来高値を更新。
高値圏でもみ合いながらも
年末ラリーが続いています。
また、昨日はCPIがありました。
つまり「物価がどこまで進んでるか」
の指標ですね。
結果、やや上振れました。
つまり物価上昇は
そこまで抑えられていない、
ということです。
しかし、言っても誤差で、
ちょっと上振れして程度。
ほぼ市場の予想通りとなり、
スタート時は少し重かったものの
上昇を続けています。
そんな流れで始まった日本株。
ハイテク株中心に強い流れで、
スタートから33,000円を超えました。
今日出てきた日銀短観では
製造業の景気が3期連続で改善。
これも材料として
好感された模様です。
ただ、年内ラストのFOMCを控え、
積極的な買いは続かず。
買い一巡後は節目の
33,000円を前後して
もみ合いの展開でした。
日経平均は+0.25%の
32,926円でした。
TOPIXは+0.07%の
2,354円でした。
グロース250は
+0.23%の664円でした。
今日の日経平均のチャートです。
TOPIXはこちらです。
注目のFOMCですが、
金利据え置きが大方の予想です。
ポイントは来年春から
初夏にかけて予想される
利下げのタイミングです。
ただ、それもFRBの
パウエル議長も
こんな声もありました。
利下げ=株高
と考える人が多く、
早いタイミングに対して
けん制するかもしれません。
そして、FOMCが終わった後も、
18日19日で日銀の会合もあります。
このあたりの情報を見て
相場の次の流れが見えてきそうです。
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去年の年末相場は?
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今年もあとわずかですが、
2022年12月の株価は
どんなかたちだったか、
気になりませんか?
調べてみたのですが、
日本株は12月中旬から下落。
米国株は年末まで高騰し、
年始からやや下落、
3月まで低空飛行を続けて
そこから上昇していました。
来年は大統領選挙もあり、
期待感はあると思われます。
さらに来年は利下げが
見込まれていることも
相場を後押ししそうです。
よって、今月後半にかけても
引き続き気の抜けない展開です。
重要イベントの結果を見て
次の流れも見えてきそうですので
いい波乗っていきましょう!
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今日の業種別ランキング
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【値上がり】
1位: 機械2位: 銀行3位:精密機器
【値下がり】
1位: 鉱業2位: 海運3位:建設
東証33業種中9業種が上昇。
プライム市場の値上がり銘柄は46%、
値下がり銘柄は49%でした。
内訳は値上がり773、
値下がり829、変わらず59でした。
日経平均、TOPIXともに
上げたものの値下がり銘柄の方が多いです。
ハイテク株が強い流れが続き、
日本も同様に半導体中心に強いです。
東京エレクトロン、アドバンテスト、
ルネサスエレクトロニクスなど上昇しました。
UFJなどメガバンクも上昇しています。
連日上昇していたレーザーテック、
そして東電は下落しています。
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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ
・値上がりランキング
1位:ACCESS(4813)+15.20%
2位:セルソース(4880)+13.60%
3位:ウシオ電(6925)+12.27%
4位:クイック(4318)+9.89%
5位:ディスコ(6146)+9.89%
・値下がりランキング
1位:インフロニア(5076)-11.28%
2位:ポールHD(3657)-8.25%
3位:くら寿司(2695)-7.72%
4位:ウエルシア(3141)-6.07%
5位:ソリトン(3040)-6.03%
・ストップ高(一時的なものを含む)
ACCESS(4813)+15.20%
・ストップ安(一時的なものを含む)
なし
・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度
1位:東エレク(8035)+109.89
2位:アドテスト(6857)+65.27
3位:SBG(9984)+19.18
4位:ダイキン(6367)+12.65
5位:リクルート(6098)+11.09