編集部の野々村です。
今日の相場もお疲れ様でした。
いよいよ、相場が動きましたね。
今日は日銀の会合があり、
植田総裁のメッセージがありました。
結果をうけて為替は円安に、
そして株高になりました。
節目の33,000円台に回復し、
これも2週間ぶりのこと。
年末相場の真っただ中、
面白い展開になってきました。
まずは米国株から振り返ります。
昨日の米国株は3指数とも上昇。
終盤、ダウ平均は
ちょっと上値重い展開でしたが、
小幅に上昇しました。
引き続き、史上最高値を
更新しています。
ハイテク株も強い流れで、
ナスダックも上昇中。
S＆Pも強いです。
そんな流れで日本株もスタート。
日経平均は小幅に上昇して
はじまりました。
しかし、もみ合いが続く中、
日銀会合の結果待ち。
結果発表後に流れが変わりました。
まず結論としては、
「これまでの金融緩和を続ける」
となりました。
つまり、低金利を続ける方針です。
これで為替は円安に動き、
現在ドル円は144円まで上昇。
円安をうけて日経平均も上昇。
節目の33,000円台に回復しました。
こちらが日経平均のチャートです。
赤が黄色の上にきているので、
これが続けば株高も期待できそうです。
「信号機」の形成は要チェックです。
ここ2週間ほどはもみ合い相場が続き、
それは重要イベントがあったからですね。
ただ、それらが終わって、
ひとまず次の方針が見えてきました。
おそらく次のポイントは、
来年春、4月になるでしょう。
一般的に春は賃上げが行われます。
粘り強く金融緩和を継続する。
賃金上昇を伴うかたちで
2%の物価安定目標を目指す。
これが日銀が目指す方向です。
もしこれが達成できそうになったら、
これまでの路線を変えることも
可能性として出てきそうです。
が、まだもう少し先の
話になりそうです。
引き続き、日銀のメッセージにも
注目しておきましょう。
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今日の業種別ランキング
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【値上がり】
1位: その他製品2位: 保険3位:海運
【値下がり】
1位: 陸運2位: 空運3位:銀行
今日は東証33業種中27業種が上昇。
プライム市場の値上がり銘柄は72％、
値下がり銘柄は24％でした。
ナスダックが好調で、
国内の半導体も強い流れです。
東京エレクトロン、
レーザーテック、
アドバンテストなど上昇です。
川崎汽船など海運株も引き続き上昇。
商社や自動車など
円安メリット銘柄も強かったです。
全体の7割が値上がり、
そして移動平均線も期待が持てそうです。
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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ
・値上がりランキング
1位：霞ヶ関Ｃ(3498)+11.24%
2位：巴工業(6309)+7.55%
3位：PAコンサル(4971)+7.12%
4位：T-BASE(3415)+6.90%
5位：ブレインP(3655)+6.78%
・値下がりランキング
1位：山陽鋼(5481)-8.66%
2位：宮越ＨＤ(6620)-8.37%
3位：ミガロＨＤ(5535)-5.05%
4位：エラン(6099)-3.66%
5位：NSSOL(2327)-3.24%
・ストップ高(一時的なものを含む)
なし
・ストップ安(一時的なものを含む)
なし
・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度
1位：東エレク(8035)+85.42
2位：ファストリ(9983)+80.92
3位：アドテスト(6857)+47.69
4位：レーザーテク(6920)+21.85
5位：リクルート(6098)+13.39
