ピカソから学ぶ株投資で資産を作る方法

コラム

From:向川a.k.aチャートの向こう側
自宅のトレードルームより

1月も折り返し、後半戦スタートですね。日本株もいい感じで伸びてます。いい波乗っていきましょうね。

さて、今日コラムに書こうと思ったのは、ピカソです。

出典:NHK

Amazonからお借りしましたが、こんな絵を描いてた世界的に有名な画家ですね。

小さい頃にこの絵を見た時、「こんな絵だったら自分でも描ける」って思ったのは私だけではないはず・・ですが、苦笑 でも実はピカソって肖像画とか風景画とか色々描いてて、もちろんそれらも素晴らしい絵なので、絵が下手では決してありません。

有名な話ですが、ピカソって生涯で15万点ほど作品を残しており、ギネスブックに最も多作な美術家として載っているんだとか。知っていましたか?

ピカソと秋元康の共通点

そしてもう1人、日本が誇るヒットメーカーといえば秋元康さんですが、現代だとAKB48、かつてはおニャン子クラブ、その名を業界に轟かせたのは美空ひばりの「川の流れのように」ですね。

秋元さんも数々のヒット作を生み出していますが、なんと47年間休みゼロ。手がけた曲は4000超。

ショートスリーパーで1日3時間くらいしか寝ないらしいですが、それでも凄すぎです。起きている間はずっと創作活動しているんだと思います。

誰かのYouTubeで聞きましたが、そんな秋元さん、LINEのレスポンスは誰よりも速いらしいです。笑 きっと常にパソコンやスマホを見ていて、即レスなんでしょうね。

今あげた2人。ピカソと秋元康さんですが、一見すると関係がなさそうでも、「創作する」という点においては同じです。時代は違えど、その時代を代表するクリエイターですよね。

共通点は「多作」である、ということです。

数がいいのか?質を求めるべきか?

私たちの世界でいえば、株投資ですよね。私も日々、チャートを見たり世界中の経済・金融マーケットを見ています。そしてあーでもないこーでもないと仮説をたて、ストーリーを考えてトレードしてます。

もちろん最初からうまくいったわけではないですし、今でも反省するトレードもあります。むしろ反省する方が多いんじゃないかなと。(今も結構利益取れてて含み益もかなり出てますが、それでも追加で買ったタイミングがもうちょっとこうできたなとか、よくあります)

でも、それができるのもずっと株と向かい合ってきたからです。その経験や時間が糧になり、私のトレードの血肉になっています。

最初はわからないことだらけだったので、とにかく手を動かしました。うまいトレードを最初から狙うのではなく、とにかくたくさん失敗するだろうけど経験を積むことを考えて、ずっとチャートを見続けたんですね。

今振り返って思うのも、最初から質を求めてもダメだなと。やっぱり最初は圧倒的な数なんです。

過去の偉人も・・

というのも、先日こんな話を聞いたんです。

なんでも過去の科学者や発明家、芸術家などが「大量の凡作」を作り出したタイミングと、「ごくわずかの名作」を生み出した時期が、重なっていると。

おもしろいですよね、どんな天才であっても「名作」は「大量の凡作」を生み出している中で誕生したのです。つまり、、

「大量に作りまくっている中の1つが大ヒットした」

ということなんですね。でも世間はヒットした1つしか見ないし、完成した裏側までわざわざ知ろうとしないので、「あの人は天才だ!」と思ってしまうんですね。

でも実際は全く違っていて、圧倒的な行動と圧倒的なアウトプットの先に、名作が誕生したのです。

私は投資家も同じだと思うんです。

圧倒的な行動してる?

圧倒的な行動、してますか?大量の凡作、生み出してますか?

投資の世界でいえば、毎日ちょっとの時間でもいいのでチャートを見て、せめて日経平均とS&P500だけでも動きを見て、明日の株価がどうなるのか、仮説を立てるということです。

そして実際に株を買って、動きを見て、結果から何かを学んで、次のトレードに活かすためにノートに書いたりメモをとったりしてますか?

時間の問題もあってなかなかそうもできないかもしれないので、私の日々解説している市況解説動画を見てもらえたらと思いますが、こうした地道な行動をどれだけできるかで未来が変わると思います。

結果、「多くのアイデアを考え、圧倒的に行動する」の他に、成功する秘訣はありません、、、

あなたは今日、どんな行動をしますか?