【1/10相場まとめ】日本株大幅に3日続伸!日経平均34,000円超えでバブル後の高値を更新!

相場まとめ

編集部の野々村です。

日本株が歴史的な強さを発揮。
節目の34,000円を超えてきました!

2024年は波乱の幕開けで、
激動の一年になると書きましたが、
さっそく激しく動いております。

まず米国から振り返りましょう。

昨日の米国株はまちまちの展開で、
ここまでの上昇から高値圏でもみ合いです。

なかでも強いのは半導体を中心とした
ハイテク・グロース株です。

よって、ナスダックは終盤にかけて
上昇する動きを見せたものの、
ダウとS&Pは下落しています。

さらに今週は木曜と金曜に
米国の重要な指標が出てくることから
上値が重い展開になっています。

しかし、今強いのは日本株。

今日出てきた海外投資家の
売買動向を見てもわかりますが、
今は買いが集まっている展開です。

出典:ロイター

円安に進んでいることもあり、
日経平均は強い立ち上がりを見せました。

日経平均は1990年3月以来の
34000円台に到達です。

さらに少しずつ買いも集まり、
後場に入ってからは34,500円台まで到達。

また、TOPIXも昨年9月以来の
高値圏まで株価上昇しています。

やはり上昇相場のほうが
市場全体も盛り上がりますね。

終わってみれば、
日経平均は+2.01%の
34,441円でした。

TOPIXは+1.30%の
2,444円でした。

グロース250は
+0.29%の707円でした。

今日の日経平均の
チャートはこちらです。

この一番上の青い線が、
日経平均の史上最高値です。

バブルの1990年1月の最高値ですね、
次はここを目指す動きになります。

もちろん一筋縄ではいかず、
かならずどこかで調整がありますが、
でも期待したいところですね!

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日本株が強い背景は?
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でも、この日本株の強さは
どこからきているのでしょうか?

いくつか要因をあげてみました。

まずは為替です。
今のように円安ですと
日経平均は上がりやすいです。

海外からの投資も見込めますし、
なにより日経平均の銘柄は
円安メリットを受けます。

よって、アベノミクス以降、
金融緩和によって円安、
円安によって株高、の流れですね。

半導体中心に買いが集まる展開で、
相場をけん引しています。

これは日米ともにです。

また、年明けから地震がありました。

これによって日銀の金融政策も
後ろに後退したと思われます。

そして今日出てきたデータで、
日本の実質賃金も伸びておらずです。

これも金融政策の変更を
後退させている要因です。

他にもNISAが始まって
新しい資金が入っていることも
影響していると思われます。

引き続き、良い波乗っていきましょう!

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今日の業種別ランキング
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【値上がり】
1位: 精密機器2位: その他製品3位:医薬品

【値下がり】
1位: 海運2位: 石油石炭3位:鉄鋼

東証33業種中27業種が上昇。

プライム市場の値上がり銘柄は63%、
値下がり銘柄は32%でした。

内訳は、

値上がり1,316、値下がり311、変わらず31

でした。

日経平均の値上がり寄与、
トップはファストリ、東京エレクトロン、
京セラ、TDKなどが続きます。

値下がり寄与トップはスクリーンHD、
富士通、セブンアイ、資生堂など。

他にもファナックやキーエンス、
ソニーなど上昇しています。

そして引き続きゲーム株が強く、
任天堂、カプコン、コナミなど上昇しています。

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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ

・値上がりランキング

1位:小松マテーレ(3580)+7.63%
2位:壱番屋(7630)+7.46%
3位:さくらネット(3778)+6.89%
4位:ネットプロ(7383)+6.37%
5位:東エレデバ(2760)+6.27%

・値下がりランキング

1位:ネクステージ(3186)-11.15%
2位:ウエルシア(3141)-7.97%
3位:三井E&S(7003)-6.54%
4位:三井海洋(6269)-5.28%
5位:瑞光(6279)-4.92%

・ストップ高(一時的なものを含む)

なし

・ストップ安(一時的なものを含む)

なし

・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度

1位:ファストリ(9983)+132.87
2位:東エレク(8035)+47.45
3位:京セラ(6971)+32.63
4位:TDK(6762)+29.07
5位:テルモ(4543)+23.58