編集部の野々村です。
今日の相場もお疲れ様でした。
今日の日経平均は強く上昇、
34年ぶりの37,000円の大台も
目の前まで接近してきました。
米国株も堅調に伸びており、
日米ともに株価上昇が続きます。
ダウ平均も連日で
史上最高値を更新中です。
さらに為替も円安にふれており、
これも株高を後押ししています。
では今日も日本株と米国株、
相場をまとめていきます。
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日本株3日ぶり上昇!円安を追い風に買い優勢。
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まず昨日の米国株からですが、
3指数揃って上昇しています。
こちらはS&P500のチャートです。
![](https://wavy-invest.com/wp-content/uploads/2024/02/17ff7552cb569c61a06fe9a655527de0-1024x755.jpg)
節目の5,000に到達し、
まさに今日、このラインを
越えようとしています。
日経平均も3万円をこえて
一気に上昇が加速したように、
こうした節目を抜けると
さらに買いが加速することも
十分に考えられます。
また、昨日は米国FRB
要人の発言もありました。
今もっとも注目されているのは
利下げの時期についてですが、
その可能性について言及。
これが米国株をさらに
加速させる結果になりました。
終盤にかけても加速し、
ダウ、S&P500、ナスダック、
それぞれ上昇して相場を終えました。
日経平均にも追い風が吹くなか、
買い郵政で取引スタート。
さらに米国の半導体、
ARMが時間外で決算を発表。
ARMは時間外で約30%上昇するなど
半導体界隈が盛り上がっています。
そしてARMといえばソフトバンク。
ARMの上場によって
大きな利益を得たことも
記録にあたらしいですが、
今日はARM決算につられて
ソフトバンクGも高騰しました。
さらに円安が進行しているのは
この材料が出てきたからです。
![](https://wavy-invest.com/wp-content/uploads/2024/02/e4a0b7c5d44b769880f478a3f9f439af-1024x423.png)
この春に金融緩和をやめるのか?
そんな声が少しずつ大きくなる中、
そうなれば日本は利上げするわけですから
為替のトレンドは円高になります。
しかし、もしそうなっても
利上げを重ねることは
考えにくいということです。
この辺りが日本っぽい、、
と思うところではありますが、
はっきり思惑がわからないところです。
ただ、その路線で行くのなら
円高にはなりにくい、という観点からも
ドル買い、円売りが続いています。
こちらはドル円のチャートですが、
1本ブレイクして上に抜けそうです。
![](https://wavy-invest.com/wp-content/uploads/2024/02/7cdae5ce32468647337f3020e8593268-1024x545.jpg)
青線が150円のラインですが
ここはなかなか分厚い壁で
過去に2度、跳ね返っています。
今回ここに再チャレンジしそうで、
抜けてくるとドル円150円超えです。
34年ぶり節目の37000円台
目前に迫る場面もありましたが、
引き続き期待が持てそうですね。
終わってみれば、日経平均は
+2.06%の36,863円でした。
TOPIXは+0.5%の
2,562円でした。
グロース250は
-0.11%の708円でした。
こちらは日経平均のチャートです。
![](https://wavy-invest.com/wp-content/uploads/2024/02/8081bc427c8d67286e31609add5a2b68-1024x553.jpg)
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今日の注目決算※大型株のみ
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ではこちらは
今日の注目決算です。
【日本株】
マクドナルド(2702):
今期経常9%増2期連続最高益。
ソフトバンクG(9984):
4-12月期(3Q累計)最終赤字縮小で着地。
日産(7201):
10-12月期(3Q)経常31%減益。
ネクソン(3659):
前期最終30%減益。
ニトリ(9843):
4-12月期(3Q累計)経常1012億円で着地。
東急不動産(3289):
4-12月期(3Q累計)経常25%増益。
NTT(9432):
4-12月期(3Q累計)最終2%減益。
清水建設(1803):
今期経常を赤字に下方修正。
【米国株】
ペイパル(PYPL):
売上8%増297億ドル、営業益31%増50.2億ドル。
ディズニー(DIS):
売上微増235億ドル、純利益40%増19.1億ドル。
ウーバー(UBER):
売上17%増372億ドル、営業益11.1億ドル。
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今日の業種別ランキング
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【値上がり】
1位: その他金融2位: その他製品3位:輸送用機器
【値下がり】
1位: 繊維2位: 電気ガス3位:建設
東証33業種中17業種が上昇しました。
プライム市場の値上がり銘柄は35%、
対して値下がり銘柄は61%でした。
内訳は、
値上がり585、値下がり1,013、変わらず60
でした。
日経平均値上がり寄与トップは
ソフトバンクG、ファストリ、
アドバンテスト、東京エレクなど。
値下がり寄与トップはKDDI、
スズキ、HOYA、花王などでした。
米国株の流れに連動して
日本株も強い流れが続いています。
明日は金曜日、
今週最後の取引日ですが、
このまま37,000円を超えることを
期待したいですね!
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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ
・値上がりランキング
1位:協和キリン(4151)+19.20%
2位:日電波(6779)+15.80%
3位:カーバイト(4064)+15.62%
4位:SBG(9984)+10.00%
5位:大末建(1814)+9.80%
・値下がりランキング
1位:清水建(1803)-14.79%
2位:菱製鋼(5632)-11.97%
3位:ディーエヌエ(2432)-11.84%
4位:アイロムG(2372)-10.55%
5位:東芝テック(6588)-10.25%
・ストップ高(一時的なものを含む)
なし
・ストップ安(一時的なものを含む)
なし
・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度
1位:ファストリ(9983)+147.86
2位:SBG(9984)+133.67
3位:アドテスト(6857)+117.75
4位:東エレク(8035)+86.92
5位:テルモ(4543)+44.09