【08/23】日本株3日続伸で32000円台へ!今夜は運命のエヌビディア決算。

相場まとめ

編集部の野々村です。

今日の相場もお疲れさまでした。

日本株、今朝は
やや不安の中でスタートしましたが、
すぐに切り返しました。

後場に入ってからも変わらずで、
最後に少し弱い流れも見えましたが、
節目の32,000を少し超えて終了。

大引けの日経平均は
153円高、+0.48%の
32,010円で取引を終えました。

TOPIXも+0.5%の
2,277円でした。

マザーズも+1.45%の
745円で終えています。

ただ、夏枯れ相場でもあり、
取引自体は減少しています。

プライム市場の売買代金は
4日連続で2兆円台でした。

昨日の米国市場ですが、
複数の米銀の格下げ報道もあり、
金融セクターが弱い流れに。

イヤな流れの中でも
続伸する日本株ですが、
ただまだこれは本格的な上昇ではなく、
一時的なショートカバーと思われます。

チャートを見ていきましょう。

このように下落からの反発で、
売り(ショート)で利益が出ている人の
利益確定の買いも入っていると思われます。

この買い戻しがひと段落すると、
戻り売りも想定されるでしょう。

日本株のセクター別で見ると、
内需ディフェンシブ関連に買いが集まり、
鉄鋼や食料品、電気ガスなど強いです。

そして気になるのは
やはり日本の10年債の上昇。

これが約9年半ぶりの高値圏にあり、
ハイテク株の足かせになっています。

米国の10年債も上昇中で、
今夜のエヌビディアの決算次第で
次の展開が考えられます。

そんな米国市場ですが、
ダウ平均は続落しました。

エヌビディアも決算前に下落で、
ハイテク株を下押ししています。

世界中の投資家が注目する
エヌビディアの決算ですが、
本日の米国市場引け後に発表予定です。

つまり日本時間ですと
明日の朝方になります。

AIブームの先頭を走るエヌビディア。

好決算が出てくると、
米国株はもう一段階ギアが上がりそうです。

しかし決算が期待外れになると、
相場は崩れることが予想されます。

相場の予想もまちまちですね。

またこちらは明日、
配信やこのニュースレターでも
お届けしてまいります。

米国市場、強かったセクターは
不動産、公共事業などです。

弱かったのは金融、エネルギー、
生活必需品などでした。

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今日の業種別ランキング
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さて、では今日の
業種別ランキングです。

【値上がり】
1位: 鉄鋼2位: 非鉄金属3位: パルプ紙

【値下がり】
1位: 卸売2位: 鉱業3位: 石油石炭

プライム市場の値上がり銘柄は
全体の77%、値下がり銘柄は19%でした。

レーザーテック、ディスコ、
東京エレクトロンなど半導体弱かったです。

また、本日はタツモが19%上昇で
ストップ高となりました。

関西電力4%上昇、
その他の電力会社も強い動きです。

東証33業種のうち3業種のみ下落で、
今日の相場は全体的に底上げでした。

値上がり寄与トップはファストリ。

マツダ、ミズノ、レンゴーなど
年初来高値を更新しています。

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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ

・値上がりランキング

1位:タツモ(6266)+19.62%
2位:宮越HD(6620)+12.85%
3位:エンビプロ(5698)+12.40%
4位:ノーリツ鋼機(7744)+8.82%
5位:ファイバーG(9450)+7.87%

・値下がりランキング

1位:芝浦(6590)-9.84%
2位:ネクステージ(3186)-9.68%
3位:IDOM(7599)-5.92%
4位:日本板硝子(5202)-5.65%¥
5位:安永(7271)-5.00%

・ストップ高(一時的なものを含む)

タツモ(6266)+19.62%

・ストップ安(一時的なものを含む) なし

・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度

1位:ファストリ(9983)+26.43%
2位:ダイキン(6367)+21.86%
3位:テルモ(4543)+8.95%
4位:ファナック(6954)+8.81%
5位:キッコーマン(2801)+8.68%