【2/29相場まとめ】日経平均は小幅に下落で一時39000円割れ。今夜の経済指標に注目。

相場まとめ

編集部の野々村です。

今日の相場も
お疲れさまでした。

2月最後の取引日でしたが、
日経平均は続落しました。

今日も「マイナス金利解除」
のニュースが出てきまして、
一時39,000円も割れました。

しかし後場に入ってから
少し戻す動きもありました。

米国も上値が重い展開で、
今夜出てくる経済指標を前に
様子見ムードです。

ではそれぞれ
まとめていきましょう。

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日経平均は小幅に下落、今夜の経済指標に注目。
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まず前日の米国株ですが
3指数とも下落しました。

もっとも下げたのは
ナスダックでした。

ナスダックは
この三角持ち合いが続いており、

今夜の経済指標をまえに
やや上値が重い流れです。

さらに米国GDPが予想下振れ、
ダウ、S&Pは小幅に下落です。

終盤はやや下げ幅を
縮めて取引を終えました。

そんなイヤな流れで
始まった日本市場ですが、
やはり売り優勢でスタート。

マイナス金利解除を匂わせる
発言もあり一時39000円割れます。

出典:ブルームバーグ

しかし、売りが一巡したあとで
少しずつ底堅く推移。

後場からは少しずつ
買い戻す動きもありました。

日経平均は引けにかけて
プラス圏に浮上しましたが、
最終的にはマイナスで終わりました。

TOPIXはプラスに変わって
取引を終えています。

売買代金は6兆403億円。

月末のリバランスもあって
最後に売買高が増えましたが
売りに押されることなく
2月の相場がおわりました。

日経平均のチャートです。

終わってみれば
日経平均は-0.11%の
39,166円でした。

TOPIXは+0.03%の
2,675円でした。

グロース250は
-0.94%の772円でした。

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今日の気になるニュース
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さて、今日は
仮想通貨についてです。

こちらビットコインのチャートですが、

年初来で見ても
高値を更新しています。

他のアルトコインも同様で、
引き続き強い流れを見せています。

向川先生が解説している
テクニカル分析は、

もちろん株だけでなく
為替や仮想通貨にも応用可ですが、

「仮想通貨はちょっと・・」

という方も多いかもしれません。

そんな方には
仮想通貨の関連株を
見てみるのもいいでしょう。

日本株だとセレス(3696)や、
米国はコインベース(COIN)など。

セレスはポータルサイトを
運営している会社ですが、
仮想通貨に関する事業も行っています。

コインベースは
米国にある取引所を運営しています。

どちらの企業も
もちろん上場しているので
株の売買ができます。

そして、どちらも
仮想通貨の上昇に比例して
あがっています。

ぜひ参考にして頂ければと思います。

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今日の業種別ランキング
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【値上がり】
1位: 海運2位: 小売3位:鉱業

【値下がり】
1位: 電気ガス2位: 鉄鋼3位:非鉄金属

東証33業種中17業種が下落。

プライム市場の値上がり銘柄は41%、
値下がり銘柄は55%でした。

内訳は、

値上がり692、値下がり928、変わらず38

でした。

日経平均の値上がり寄与トップは
東京エレクトロン、セブンアイ、
トヨタ、HOYAなどでした。

値下がり寄与トップはソフトバンクG、
ファナック、ダイキン、リクルートなど。

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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ

・値上がりランキング

1位:アルプス物流(9055)+20.38%
2位:大黒天(2791)+11.01%
3位:JVCケンウ(6632)+10.52%
4位:四国化HD(4099)+9.51%
5位:あおぞら銀(8304)+9.46%

・値下がりランキング

1位:Jディスプレ(6740)-8.70%
2位:Ine(4933)-5.50%
3位:瑞光(6279)-5.49%
4位:レノバ(9519)-5.49%
5位:広済堂HD(7868)-5.37%

・ストップ高(一時的なものを含む)

アルプス物流(9055)+20.38%

・ストップ安(一時的なものを含む)

なし

・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度

1位:東エレク(8035)+37.96
2位:セブン&アイ(3382)+12.99
3位:トヨタ(7203)+8.49%
4位:HOYA(7741)+7.74%
5位:豊田通商(8015)+6.13%