【3/13相場まとめ】日本市場は3日続落。来週の日銀会合を警戒。米国株は再上昇へ。

相場まとめ

編集部の野々村です。

3月13日、今日の相場も
お疲れさまでした。

先週までの勢いから変わり、
日本市場は上値が重い展開です。

一方で米国は好調で、
昨日のCPIも結果は上振れたものの
株は上昇しています。

さらに2024年の春闘もあり、
新しい動きも出てきています。

さっそく今日の相場を
まとめていきましょう。

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日本市場は3日続落。日銀会合を警戒。
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まず昨日の米国株ですが、
3指数とも上昇しました。

2月CPIが発表されるため
やや調整ムードでしたが、
ポジティブに変わりました。

2月CPI消費者物価指数

・CPI 前年比
結果:+3.2%
予想:+3.1%

・CPI 前月比
結果:+0.4%
予想:+0.4%

・コアCPI 前年比
結果:+3.8%
予想:+3.7%

・コアCPI 前月比
結果:+0.4%
予想:+0.3%

という結果になりまして、
ややネガティブな結果です。

ただ、詳細を見てみると
住居費があがっているものの
その他は減速も見られました。

利下げ期待も根強く、
半導体などハイテク株が
相場をけん引する展開に。

終盤にかけても上昇し、
いいかたちで取引を終えました。

さて、そんな流れで
スタートした日本市場も、
買い優勢で取引が始まりました。

日経平均は39000円台に
回復したものの上値が重かったです。

今もっとも注目されているのは
春の給料改定です。

出典:毎日新聞

トヨタなどの大企業は
軒並み賃金アップです。

各企業から「満額回答」が相次いでおり、
もちろんこれはいいことですよね。

ただ、何が問題か?

以前から日銀がいうように、
賃金上昇にともなう物価上昇、
これが達成することになるのです。

つまり、、

マイナス金利の解除

です。

世界で最後のマイナス金利を解除し、
異例な政策の壮大な実験に幕を閉じるー

そんな声が強まっているのです。

日銀の方針も変わると
相場にはネガティブですから、
これが注目されているんですね。

次回の日銀会合は18日19日です。
来週明けに注目しましょう。

今日の日経平均は
-0.26%の38,695円でした。

TOPIXは-0.33%の
2,648円でした。

グロース250は
-1.66%の739円でした。

今日の日経平均のチャートです。

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今日の業種別ランキング
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【値上がり】
1位: 電気ガス2位: 非鉄金属3位:保険

【値下がり】
1位: 海運2位: パルプ紙3位:鉱業

東証33業種中23業種が下落。

プライム市場の値上がり銘柄は28%、
値下がり銘柄は68%でした。

内訳は、

値上がり469、値下がり1,141、変わらず47

でした。

日経平均の値上がり寄与トップは
東京エレクトロン、信越化学、
アドバンテスト、日東電工など。

値下がり寄与トップはファストリ、
中外製薬、ダイキン、第一三共、KDDIなど。

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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ

・値上がりランキング

1位:極東証券(8706)+27.52%
2位:さくらネット(3778)+17.79%
3位:Gunosy(6047)+9.07%
4位:FFJ(7092)+8.39%
5位:川田テク(3443)+6.43%

・値下がりランキング

1位:ソースネクス(4344)-10.00%
2位:三井ハイテク(6966)-7.68%
3位:キャノン電(7739)-7.45%
4位:ストライク(6196)-7.41%
5位:サンアスタ(4053)-701%

・ストップ高(一時的なものを含む)

さくらネット(3778)+17.79%
極東証券(8706)+27.52%

・ストップ安(一時的なものを含む)

なし

・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度

1位:東エレク(8035)+87.91
2位:信越化(4063)+11.82
3位:アドテスト(6857)+6.39
4位:日東電(6988)+5.00
5位:塩野義(4507)+3.53