編集部の野々村です。
今週の相場も始まりましたが
今朝からバイデン大統領が
降板するニュースがありました。
米国の大統領選挙が
11月に控える中、
相場に警戒感も出ています。
さらに決算も始まりますね。
日本市場も下落からスタート。
では今日の相場まとめです。
───────
日経平均は4日続落！半導体中心に下落。
───────
まず先週末の米国株は続落。
国内もカドカワが
ハッキングされたり、
大手企業が攻撃されていますが、
世界的なシステム障害が発生。
サイバーセキュリティの
クラウドストライク社が
急落しました。
寄り付きから下落して
週末の米国株は弱い流れに。
さらにハイテク企業の
決算も控えて警戒感強まりました。
今週はグーグルやテスラなど
決算が出てきます。
そんな中で今週の
日本市場も売り優勢スタート。
半導体、精密機器など下落し、
日経平均は4万円割れました。
プライム市場の8割以上が
下げる相場になり、
今日は売買も少なく、
警戒ムードが高まりました。
日経平均、TOPIXともに
3週間ぶりの安値になり、
特に半導体が売られています。
JR九州が運賃引き上げ申請で
JR東日本や西日本など上昇。
小田急電鉄、
京成電鉄なども上昇しました。
ウェルシア、サンドラック、
スギHDなども上昇し、
森永製菓、資生堂、高島屋なども上昇。
弱かったのはアドバンテスト、
レーザーテックなど半導体。
三井物産など商社も弱く、
川崎汽船など海運も売られています。
売買代金は3兆3112億円で、
かなり少ない売買となりました。
終わってみれば、
日経平均は-1.16％の
39,599円でした。
TOPIXは-1.16％の
2,827円でした。
グロース250は
-2.73％の657円でした。
こちら日経平均のチャートです。
また、今朝のニュースで
バイデン大統領が
降板することが分かりました。
予想通りの展開となり、
カマラ・ハリス副大統領が後任に。
ハリス氏の優先度が高い政策は
気候変動対策、オバマケアの強化、
無償大学教育などの教育改革、
中小企業支援、労働者の権利強化など。
リベラルな考えを持つ
女性政治家として注目されているハリス氏。
バイデン政権が持つ
150億円ほどの政治資金を受け継ぎ、
11月の大統領選挙にのぞみます。
前回の向川先生のコラムでも
大統領選挙について解説しているので
ご覧くださいませ。
──────
今日の業種別ランキング
──────
【値上がり】
1位:陸運2位: 水産農林3位:食料品
【値下がり】
1位:精密機器2位: 海運3位:電気機器
東証33業種中29業種が下落。
プライム市場の値上がり銘柄は14％、
値下がり銘柄は83％でした。
内訳は、
値上がり236、値下がり1,376、変わらず35
でした。
──────
本日の値上がり&値下がりランキング
──────
※プライム市場のみ
・値上がりランキング
1位：ティーガイア(3738)+7.53%
2位：コスモス薬品(3349)+7.20%
3位：JR九州(9142)+6.55%
4位：Gunosy(6047)+5.22%
5位：ウエルシア(3141)+4.97%
・値下がりランキング
1位：ミガロＨＤ(5535)-16.71%
2位：コクサイエレ(6625)-9.40%
3位：アルインコ(5933)-7.67%
4位：日本マイクロ(6871)-7.34%
5位：クロスキャト(2307)-6.45%
・ストップ高(一時的なものを含む)
なし
・ストップ安(一時的なものを含む)
なし
・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度
1位：KDDI(9433)+6.67
2位：大塚HD(4578)+2.88
3位：中外薬(4519)+2.84
4位：花王(4452)+2.26
5位：資生堂(4911)+2.22
