【3/14相場まとめ】日経平均4日ぶり反発。半導体売られる。来週の重要イベントに警戒。

相場まとめ

編集部の野々村です。

今日の相場も
お疲れさまでした。

米国株はまちまちの展開で、
日本市場は今日は反発しました。

今週も明日で終わりますが、
来週もイベントが控えており、

さらに米国も日本も
金融政策の変更が近いかもしれず、
注目が集まっています。

それぞれ振り返りましょう。

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日経平均4日ぶり反発で底堅い展開に。
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まず前日の米国株は
まちまちの展開でした。

ダウは上昇したものの、
ナスダック、S&Pは下落。

先日のCPIが予想を上振れましたが、
ちょっと迷いがある立ち上がりでした。

そして寄り付きから下落し、
ハイテク株も売りが先行。

ハイテク株が売られたことで
相場全体が弱気の流れになりました。

先日出てきたのがCPI、
消費者物価指数です。

つまり、一般市民の
物価上昇のデータでした。

次は明日、PPIが出ます。

これは業者間の
物価上昇のデータですが、
つまり川の上流の物価です。

ここが上がっていると、
やがて川下の一般市民にも
物価高の流れが波及しやすく、
今回も注目です。

そして来週は日銀の会合、
米国はFOMCもあります。

FOMCは1年に8回ある
金融トップが集う会合です。

ここで米国の金利について
情報がアップデートされます。

現状の予測は99%が
据え置きです。

出典:CME

米国市場は終盤にかけて
調整が強まりました。

ダウ平均もプラスでしたが
上げ幅を縮めて取引を終えました。

そして日本市場もオープン。

あまり良い流れではなく
ハイテク株中心に
売り優勢で取引スタートしました。

東京エレクトロンや
アドバンテストなどの
主力半導体が弱い展開で、

一方で強かったのは
電気会社やエネルギー株など。

ただ、半導体株が弱いことで
指数全体は弱い動きでした。

為替はやや円安に振れています。

売買代金は4兆3374億円。

売買代金はやや減少ですが、
底堅い相場となりました。

今日の日経平均は
+0.29%の38,807円でした。

TOPIXは+0.49%の
2,661円でした。

グロース250は
-0.12%の738円でした。

日経平均のチャートです。

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今日の業種別ランキング
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【値上がり】
1位: 電気ガス2位: 石油石炭3位:非鉄金属

【値下がり】
1位: パルプ紙2位銀行: 3位:サービス

東証33業種中29業種が上昇。

プライム市場の値上がり銘柄は74%、
値下がり銘柄は23%でした。

日経平均の値上がり寄与トップは
ファストリ、レーザーテック、
ソフトバンクG、バンナムHD、第一三共など。

値下がり寄与トップはアドバンテスト、
東京エレクトロン、信越化学、
中外製薬、リクルートなど。

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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ

・値上がりランキング

1位:極東証券(8706)+21.58%
2位:雪印メグ(2270)+13.54%
3位:ネオジャパン(3921)+10.63%
4位:三菱マ(5711)+9.32%
5位:ラクスル(4384)+8.97%

・値下がりランキング

1位:M&A総研(9552)-14.13%
2位:ソーネクス(4344)-12.70%
3位:さくらネット(3778)-11.33%
4位:北超コーポ(3865)-7.04%
5位:三井E&S(7003)-6.27%

・ストップ高(一時的なものを含む)

極東証券(8706)+21.58%

・ストップ安(一時的なものを含む)

さくらネット(3778)-11.33%

・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度

1位:ファストリ(9983)+69.93
2位:レーザーテク(6920)+20.91
3位:SBG(9984)+7.79
4位:バンナムHD(7832)+7.14
5位:第一三共(4568)+6.69