【4/3相場まとめ】日本株続落!米金利高、原油高で株価が重い。日経平均は中期線も割れる。

相場まとめ

編集部の野々村です。

今日の相場も
お疲れさまでした。

今朝、台湾で大きな
地震が発生しました。

沖縄にも津波警報が出るなど
日本にもその余波が広がっています。

台湾では約25年ぶりの
大きな地震ということで、
被災にあわれた方が
無事であることを願います。

そして、新しい
Webセミナーも開催します。

こちら来週の土日、
13日14日で開催となります。

テーマは、

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では、今日の相場まとめです。

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日本株続落!中期線も割れる。
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ではまず、昨日の
米国株からです。

昨日は3指数とも下落しました。

やはり今の問題は
インフレです。

つまり物価の上昇で、
これが収まらないことには
金利を下げることができません。

先週出てきたデータを見ても
まだインフレが冷え切るまでは
もうちょっと時間がかかりそうです。

「利下げ期待が後退」となり、
米国の金利も上昇を続けています。

昨日のニュースレターでも
解説しましたが、さらに上昇中です。

こうなると株にはネガティブで、
昨日もハイテク株中心に売られています。

経済が強くて金利を
下げれない状況が続きます。

今週は雇用統計も出てきますが、
ここでも結果が上振れしていると
さらに株価は上値が重くなりそうです。

また、原油も上昇中でインフレ懸念に。

こちら原油のチャートですが、

原油があがると
様々なコストもあがるので、
インフレの懸念となります。

さて、そんな弱気な米国株の
流れを受けて日本市場もスタート。

売り優勢で取引がはじまりました。

今日はユニクロを運営する
ファストリが大きく下落。

日経平均にあたえる影響も大きく、
指数全体が下落しました。

その他にも半導体などハイテク株、
グロース株が売られる展開です。

一方で銀行や商社など
バリュー株が買われており、
底値を支えていました。

売買代金は4兆7608億円です。

日本市場も3指数とも下落ですが、
上げ下げの銘柄数を見てみると
ちょうど半分ずつくらいです。

市場全体の雰囲気は暗いですが、
実態はそこまで売られていません。

ただ、こちら日経平均のチャートですが、

このように信号機が崩れました。

上から赤、黄色、青、
が並んでいる状態が信号機。

つまり株価はポジティブな流れです。

しかしこうなると
ちょっと様子が変わります。

今週に控える雇用統計で
米国の動向がまた見えてくるので、
それによってはもう少し下に
調整が入ることも想定です。

終わってみれば、
日経平均は-0.97%の
39,451円でした。

TOPIXは-0.29%の
2,706円でした。

グロース250は
-1.90%の700円でした。

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今日の業種別ランキング
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【値上がり】
1位: 鉱業2位: 電気ガス3位:海運

【値下がり】
1位: その他製品2位: 精密機器3位:鉄鋼

東証33業種中18業種が下落。

プライム市場の値上がり銘柄は48%、
値下がり銘柄は47%でした。

日経平均の値上がり寄与トップは
伊藤忠、第一三共、日立建機、コマツなど。

値下がりトップはファストリ、
アドバンテスト、ソフトバンクG、信越化学など。

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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ

・値上がりランキング

1位:富士石油(5017)+10.85%
2位:北海電(6509)+7.63%
3位:安田倉(9324)+6.78%
4位:広済堂(7868)+6.72%
5位:伊藤忠(8001)+6.37%

・値下がりランキング

1位:清水建(1803)-8.96%
2位:さくらネット(3778)-8.80%
3位:イーレックス(9517)-7.85%
4位:Bガレージ(3180)-7.44%
5位:レノバ(9519)-7.21%

・ストップ高(一時的なものを含む)

なし

・ストップ安(一時的なものを含む)

なし

・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度

1位:伊藤忠(8001)+13.24
2位:第一三共(4568)+4.22
3位:トレンド(4704)+8.73
4位:日立建機(6305)+3.14
5位:コマツ(6301)+2.71