【4/2相場まとめ】日経平均は小幅下落。8割の銘柄が下落も半導体は上昇。米国の金利が上昇中。

相場まとめ

編集部の野々村です。

今日の相場も
お疲れさまでした。

今日の日本市場も
売られる展開になりました。

米国株はハイテクが上がって
ダウは下落しています。

昨日出てきた経済指標も
インフレ再燃となりました。

よって、金利が上昇中で、
円安が進行しています。

では今日の相場まとめです。

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日経平均は小幅下落。8割の銘柄が下落。
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前日の米国株は
まちまちの展開でした。

FRBパウエル議長の
利下げを急がない発言もあり、

また、昨日は米国の
経済指標が出てきました。

これが予想を上振れ。

本来はポジティブなことですが、
今の文脈から考えるとあまりよくなく、
結果として金利が上昇しました。

これによって円安が進行。

米国株も上値が重く、
ダウは弱い流れが続き、
終盤にかけても売られました。

しかし、アップルとテスラ以外の
ハイテク株はポジティブでした。

ナスダックはかろうじて
上昇して取引を終えています。

ドル円は151円台で、
重要ラインの152円目前です。

円安もあいまって
日経平均は買い優勢でスタート。

今日は半導体が上昇しました。

東京エレクトロンや
レーザーテックなどが活況で、
これによって日経平均は今日
プラスで終えることができました。

その他、輸出株は上がったものの
小型グロース株が売られて急落。

主力の小型株は全面安となりました。

プライム市場も8割ほどの銘柄が
今日は売られる展開になりました。

売買代金は4兆4002億円でした。

終わってみれば
日経平均は+0.09%の
39,838円でした。

TOPIXは-0.25%の
2,714円でした。

グロース250は
-2.83%の713円でした。

こちら日経平均のチャートです。

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米国の金利が上昇
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さて、気になるのが
米国の金利です。

こちら米国10年債ですが、

インフレが再燃していくと
この金利が上がっていきます。

よって、ドル高・円安の
要因にもなるわけですが、
より一層、今週末の雇用統計が
大事になってくると思います。

今年に入ってからのデータを見ても
上振れしていることが多いです。

つまりインフレは
まだまだ終わってないということ。

今すでに出ている予想も
やや上振れで出てきそうです。

ドル円が152円の
ラインでもみ合いしていますが、
上抜けする可能性も低くはありません。

引き続き為替介入の報道も
出てきているので警戒です。

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今日の業種別ランキング
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【値上がり】
1位: 石油・石炭2位: 鉱業3位:保険

【値下がり】
1位: 海運2位: ゴム3位:陸運

東証33業種中21業種が下落。

プライム市場の値上がり銘柄は17%、
値下がり銘柄は81%でした。

内訳は、

値上がり286、値下がり1,345、変わらず22

でした。

日経平均の値上がり寄与トップは
東京エレクトロン、レーザーテック、
トレンドマイクロ、日東電など。

値下がりトップはファナック、中外製薬、
アドバンテスト、テルモなど。

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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ

・値上がりランキング

1位:日電子(6951)+11.21%
2位:コクサイエレ(6525)+8.73%
3位:レノバ(9519)+8.64%
4位:あみやき(2753)+7.43%
5位:タツモ(6266)+6.58%

・値下がりランキング

1位:三井E&S(7003)-8.76%
2位:さくらネット(3778)-8.52%
3位:宮越HD(6620)-8.47%
4位:オーケストラ(6533)-7.55%
5位:日農薬(4997)-7.47%

・ストップ高(一時的なものを含む)

なし

・ストップ安(一時的なものを含む)

なし

・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度

1位:東エレク(8035)+128.48
2位:レーザーテク(6920)+10.33
3位:トレンド(4704)+8.73
4位:日東電(6988)+8.01
5位:ディスコ(6146)+7.78