【4/19相場まとめ】日経平均は1,000超え急落で全面安。週間値下がり幅は今年最大に。

相場まとめ

編集部の野々村です。

今週1週間、
お疲れさまでした。

今みたいに相場が荒れてる時は
一瞬で時間が過ぎ去っていきます。

4月も後半戦ですが、
今週の日経平均は大きく急落。

下げ幅としては
今年最大となりました。

おもえば今年からNISAが始まり、
投資を始める方が増えました。

これまでは上昇の流れでしたので、
なんとなく株を買っても
利益が出ていた方も多いと思います。

しかし、上がり続ける株はなく、
下がり続ける株もありません。

相場は打ち寄せる波のように
上げ下げを繰り返します。

その流れにのっていくのが
私たち株トレーダーですが、
これも1つの勉強だと考えて、
相場から学びましょう。

上昇だけでなく
下落も利益になるのが
トレードの面白いところです。

では、今日の相場まとめです。

──────
日経平均は1,000超え急落!全面安に。
──────

まず昨日の米国株ですが、
ダウだけ上昇しましたが、
まちまちの展開になりました。

とにかく米国は経済が強く、
雇用も強くて好調です。

ですから金利を下げずとも
経済が回転している状態です。

そして、昨日は
要人の発言もでてきました。

出典:ロイター

このような”タカ派”の発言は
株にとってネガティブです。

やはり昨日の米国株も弱く、
特にハイテク株が売られています。

さらに、昨日お伝えした
半導体企業のTSMC。

決算はよかったのですが、
昨日は約5%の急落でした。

テスラ、マイクロソフト、アップル、
アマゾン、インテル、ネットフリックスなど
主要企業が売られました。

さらに中東情勢もエスカレート。

出典:NHK

こうした流れのなかで
日本市場も始まりましたが、
今日も下落からスタートでした。

日経平均はすぐに38000円割れ、
特に主力の半導体が売らる展開に。

日経平均の下げ幅は
1,000円を超えました。

プライム市場の9割の銘柄が
下落する全面安になり、
今週は大きな調整が入りました。

下げ幅は今年最大です。

売買代金は5兆4658億円でした。

終わってみれば
日経平均は-2.66%の
37,068円でした。

TOPIXは-1.91%の
2,626円でした。

グロース250は
-3.20%の638円でした。

こちら日経平均のチャートです。

──────
今週のパフォーマンス
──────

こちら日本株の3指数、
今週のパフォーマンスです。

日経平均:-6.2%(前週+1.4%)
TOPIX:-4.8%(前週+2.1%)
グロース250:-7.1%(前週-0.5%)

前週から比べてもマイナスで、
特にグロースが下落。

日経平均もTOPIXも
大きく下落しています。

来週は日銀会合に注目です。

4/25.26で植田総裁の
メッセージが出てきます。

内容によっては
さらに円安に進むことも
想定しておく必要があります。

ドル円は160円、170円と
まだまだ円安進行するのか、、

またニュースレターでも
情報をお伝えしていきます。

──────
今日の業種別ランキング
──────

【値上がり】
1位: 鉱業2位: 海運3位:医薬品

【値下がり】
1位: 電気機器2位: 機械3位:金属製品

東証33業種中30業種が下落。

プライム市場の値上がり銘柄は5%、
値下がり銘柄は94%でした。

日経平均の値上がり寄与トップは
第一三共、KDDI、花王、エーザイなど。

値下がりトップは東京エレクトロン、
ソフトバンクG、信越化学、ファストリなど。

──────
本日の値上がり&値下がりランキング
──────

※プライム市場のみ

・値上がりランキング

1位:さくらネット(3778)+19.27%
2位:ブロンコB(3091)+9.04%
3位:ウェルビー(6556)+3.68%
4位:デサント(8114)+3.21%
5位:カナミックN(3939)+2.79%

・値下がりランキング

1位:いなげや(8182)-13.37%
2位:TOWA(6315)-13.14%
3位:タツモ(6266)-10.94%
4位:東エレク(8035)-8.74%
5位:レーザーテク(6920)-8.42%

・ストップ高(一時的なものを含む)

さくらネット(3778)+19.27%

・ストップ安(一時的なものを含む)

なし

・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度

1位:第一三共(4568)+9.81
2位:KDDI(9433)+3.53
3位:花王(4452)+3.20
4位:エーザイ(4523)+2.52
5位:セブン&アイ(3382)+2.45