編集部の野々村です。
4月の後半がスタート、
今日からまた新しい
一週間がはじまりましたね。
先週まで大きく売られていたので
今日の日本市場は反発しました。
ただ、米国は変わらず弱く、
また日米ともに半導体やAIなど
ハイテク株が弱いです。
さらに今週は重要イベントが続き、
主要企業の決算も続々と出てきます。
そして金曜には日銀会合ですね。
日本の最重要人物、
植田総裁の会見もありますし、
政策金利も発表です。
つまり、、、
「株が動いてくる」
ということです。
では、今日の相場まとめです。
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日経平均は大幅反発!今週は重要週間。
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まず先週末の米国株ですが、
まちまちの展開でした。
アメックスの決算も良かったですが、
全体的に決算が良好です。
ダウは期待感から買われて
やや上がって取引を終えたものの、
弱いのがナスダックです。
つまりハイテク株やグロース株が
がらっと流れが変わって売られています。
エヌビディア-10%
ネットフリックス-9%
AMD-5.4%
メタ-4.1%
などハイテク大手が弱く、
ナスダックが大幅下落しています。
背景としては
引き続き中東危機の警戒、
利下げ期待の後退などあります。
また、米国は今週金曜日、
インフレに関するデータも
出てきます。
そして決算も出てくるので
引き続き警戒モードです。
エヌビディア株は
過去4年で最大の下げですね。
中東危機は週末に
動いてくることが多いですが
先週末は特に動きはなかったこと、
そして先週は日本株も
かなり売られていたので、
今日の日本市場は反発してスタート。
プライム市場の多くの企業が
上がって始まりました。
ただ、米国と同じように
日本市場もハイテクが弱く、
日経平均の上値は限定的に。
今日は鉄鋼や金融株など
TOPXI優位の地合いが続いています。
売買代金は4兆3070億円でした。
今日の日経平均は
+1.00%の37,438円でした。
TOPIXは+1.38%の
2,662円でした。
グロース250は
+1.96%の651円でした。
こちら日経平均のチャートです。
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今週も重要イベントが続く
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今週は日本と米国、
重要イベントが続きます。
まず日本ですが、
ニデック、キャノン、キーエンス、
信越化学、ソシオネクスト、アステラス製薬、
野村不動産、デンソー、アドバンテスト、
ANA、積水化学など決算が出ます。
金曜には日銀
植田総裁の発言があります。
政策金利の発表もあるので
内容次第ではさらに円安に
進むことも考えられます。
一方で米国は、
テスラ、GM、ロッキードマーチン、
メタ、ボーイング、フォード、AT&T、
グーグル、マイクロソフト、キャタピラー、
アメリカン航空、シェブロン、
エクソンモービルなど決算です。
金曜にインフレに関する
経済データも出るので、
超重要局面が続きます。
相場が動いてくるので
注目の一週間になりそうです。
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今日の業種別ランキング
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【値上がり】
1位: 電気ガス2位: 空運3位:陸運
【値下がり】
1位: 鉱業2位: 石油石炭
東証33業種中31業種が上昇。
プライム市場の値上がり銘柄は88%、
下がり銘柄は9%でした。
内訳は、
値上がり1,471、値下がり161、変わらず21
でした。
日経平均の値上がり寄与トップは
ファストリ、ファナック、中外製薬、
KDDI、リクルートなどでした。
値下がりトップは東京エレクトロン、
アドバンテスト、ソフトバンクG、ディスコなど。
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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ
・値上がりランキング
1位:FIG(4392)+13.22%
2位:マネフォ(3994)+9.56%
3位:トランザク(7818)+9.46%
4位:イーレックス(9517)+9.15%
5位:共英製鋼(5440)+8.12%
・値下がりランキング
1位:フリュー(6238)-7.05%
2位:さくらネット(3778)-6.79%
3位:タツモ(6266)-6.64%
4位:SBIアルヒ(7198)-6.33%
5位:コクサイエレ(6525)-6.00%
・ストップ高(一時的なものを含む)
なし
・ストップ安(一時的なものを含む)
なし
・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度
1位:ファストリ(9983)+91.21
2位:ファナック(6954)+26.32
3位:中外薬(4519)+22.46
4位:KDDI(9433)+20.99
5位:リクルート(6098)+19.32