編集部の野々村です。
今日の相場も
お疲れさまでした。
明日はもう金曜日、
1週間が終わりますね。
これだけ毎日のように
色んなことが起こるので、
時間の感覚がおかしいです・・苦笑
今日は世界的な半導体大手、
TSMCの決算も出てきました。
これによって
半導体の流れも
少し変わりそうな兆しです。
では、今日の相場まとめです。
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日経平均4日ぶり反発!
TSMC過去最高益の決算。
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まずは昨日の米国株ですが、
米国株は3指数とも下落しました。
S&Pは4ヶ月ぶりとなる4日続落で、
ここ最近の上昇相場にちょっと
ブレーキがかかっています。
昨日は寄り付きは上昇しましたが
エヌビディアなどハイテク株が下落。
おなじく半導体のオランダASMLが
微妙な決算が出たことから
ハイテク株に売りが加速しました。
ご覧のようにエヌビディアや
AMDなど半導体株が真っ赤に売られました。
米国株がちょっとブレーキなのは、
中東危機、利下げ期待が後退。
そして決算が本格化しているからで、
調整局面に入っているからです。
主にハイテク株で構成される
ナスダックは終盤にさらに下落。
ダウもプラス圏から下がって
結局はマイナスで終わりました。
そんな流れで日本市場も
売り優勢で取引スタート。
今日もイヤな感じで始まりました。
日本市場も半導体株中心に下落。
一時は日経平均が38,000円も割れます。
しかし、売りが一巡したあとは
少しずつ反発する流れもありました。
また、今日は台湾の半導体企業、
TSMCの決算がでましたが過去最高益に。
取引終了時間を前に出たので
相場の影響は限定的でしたが、
結果はポジティブで一安心でした。
結果、日経平均は切り返して
38,000円台に回復。
売買代金は4兆590億円でした。
終わってみれば、
日経平均は+0.31%の
38,079円でした。
TOPIXは+0.54%の
2,677円でした。
グロース250は
+1.50%の659円でした。
こちら日経平均のチャートです。
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バフェット砲が近い?
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今日はこんな
ニュースもありました。
世界でもっとも著名な投資家、
ウォーレンバフェットが経営する
バークシャー・ハサウェイが、
総額2633億円の円建て
社債発行というニュースです。
日本株への追加投資か?
ということで
ポジティブなニュースでした。
おもえば昨年、
日経平均が大きく上昇する
きっかけになったのも
バフェットでした。
バフェットが商社株を買って
そこから相場の雰囲気が変わりました。
さらに商社株にも追い風で、
その他、銀行や保険なども
期待から買われていますね。
日本株の流れを変える
好材料となりました。
日経平均がここから
さらに上昇をするには
こうした材料がほしいところ。
バフェットが買ってきたことで
さらに海外投資家の買いも
見込めるかもしれません。
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今日の業種別ランキング
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ではランキングです。
【値上がり】
1位: 繊維2位: 空運3位:保険
【値下がり】
1位: 鉱業2位: 不動産
東証33業種中31業種が上昇。
プライム市場の値上がり銘柄は84%、
値下がり銘柄は13%でした。
内訳は、
値上がり1,397、値下がり224、変わらず32
でした。
日経平均の値上がり寄与度トップは
アドバンテスト、ファストリ、第一三共、京セラなど。
値下がりトップは東京エレク、ソフトバンクG、
リクルート、富士フィルムなど。
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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ
・値上がりランキング
1位:テラスカイ(3915)+8.18%
2位:ヨシムラHD(2884)+7.20%
3位:セルソース(4880)+6.74%
4位:サイゼリヤ(7581)+6.74
5位:八十二(8359)+6.41%
・値下がりランキング
1位:ACCESS(4813)-5.62%
2位:ヒトコムHD(4433)-5.07%
3位:Jディスプレイ(6740)-4.55%
4位:朝日インテク(7747)-3.92%
5位:富士フイルム(4901)-3.13%
・ストップ高(一時的なものを含む)
なし
・ストップ安(一時的なものを含む)
なし
・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度
1位:アドテスト(6857)+72.18
2位:ファストリ(9983)+25.50
3位:第一三共(4568)+9.12
4位:京セラ(6971)+7.72
5位:信超化(4063)+6.37