編集部の野々村です。
今週の相場も終わりました。
一週間お疲れさまでした。
今週はGWもあったので、
火曜からの相場でしたが、
方向感ない展開が続きました。
今日に関しては反発し、
そして決算もひと段落つきました。
来週は米国のインフレに関する
データも出てきます。
引き続き為替に関する報道も
増えている印象です。
ドル円が動いてくるとしたら
来週のインフレデータだと思われます。
まずは今日の情報をまとめて
アップデートしていきましょう!
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日経平均3日ぶり反発!資源株が強い。
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まず昨日の米国株ですが、
3指数とも上昇しました。
ダウは引き続き強く、
これで7連騰になりました。
昨日はハイテク株も強く、
メタやアマゾン、アップルなど上昇。
しかしエヌビディアが売られており、
他にもテスラや半導体のAMDも下げました。
また、昨日は米国の
失業保険の申請件数が出ました。
これが増加しており、
約8カ月ぶり高水準になりました。
一見、ネガティブに思えますが、
そもそも今、米国は経済を
冷やすことを優先しています。
経済が冷えるからインフレが弱まる
↓
インフレが弱まるから利下げできる
という見立てです。
これによって相場はポジティブに。
大手ハイテク以外も
底堅く推移して相場をけん引。
7連騰となったダウは
上げ幅を拡大して取引を終えました。
良い流れで米国が引けたので、
日本市場も買い優勢でスタート。
日経平均は上げ幅を拡大しました。
しかし、買いが一巡したあとは
少しずつ流れが変わりました。
週末をはさむこともあり、
後場からもみ合いに。
売買代金は5兆3172億円と
活況の相場となりましたが、
半導体はやや重い展開でした。
強かったのは電力、鉱業、
石油石炭などの資源株です。
他にも海運や商社株なども強く、
相場をけん引しました。
終わってみれば、
日経平均は+0.41%の
38,229円でした。
TOPIXは+0.54%の
2,728円でした。
グロース250は
-0.42%の650円でした。
こちら日経平均のチャートです。
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今日の注目決算※大型株のみ
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今日も決算が続きます。
今週は決算ウィークでしたが
ひとまずはひと段落ですね。
東京エレクトロン(8035):
今期経常26%増益、前期配当26円増額。
KDDI(9433):
今期最終8%増で2期ぶり最高益。
マツキヨ(3088):
今期経常1%増で4期連続最高益。
長谷工(1808):
今期経常4%減益、前期配当5円増額。
マツダ(7261):
今期経常31%減益、前期配当10円増額。
三井不動産(8801):
今期経常3%減益、前期配当2円増額。
レンゴー(3941):
今期経常8%増で2期連続最高益更新。
NTT(9432):
今期最終14%減益、前期配当0.1円増額。
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今日の業種別ランキング
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【値上がり】
1位: 海運2位: 石油石炭3位:金属製品
【値下がり】
1位: パルプ紙2位: 輸送用機器3位:その他金融
東証33業種中27業種が上昇。
プライム市場の値上がり銘柄は54%、
値下がり銘柄は42%でした。
日経平均の値上がり寄与度トップは
ダイキン、コナミ、ソフトバンク、第一三共など。
値下がりトップはスクリーンHD、
TDK、東京エレクトロン、トヨタ、NTTデータなど。
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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ
・値上がりランキング
1位:日新(9066)+22.62%
2位:セレス(3696)+22.33%
3位:リログループ(8876)+20.03%
4位:ツムラ(4540)+18.96%
5位:じげん(3679)+18.12%
・値下がりランキング
1位:西武HD(9024)-12.93%
2位:OKI(6703)-12.85%
3位:大日塗(4611)-12.79%
4位:IIJ(3774)-12.49%
5位:スクリン(7735)-12.24%
・ストップ高(一時的なものを含む)
じげん(3679)+18.12%
セレス(3696)+22.33%
ツムラ(4540)+18.96%
インフォコム(4348)+16.91%
淀川鋼(5451)+14.34%
芝浦(6590)+17.18%
アルプス物流(9055)+16.09%
日新(9066)+22.62%
コナミ(9766)+9.27%
・ストップ安(一時的なものを含む)
なし
・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度
1位:ダイキン(6367)+60.81
2位:コナミ(9766)+28.54
3位:SBG(9984)+27.66
4位:第一三共(4568)+18.34
5位:バンナム(7832)+16.28