編集部の野々村です。
今日の相場も
お疲れさまでした。
新しい情報も
入ってきています。
今日の日本株は小幅に続伸。
＋0.12%の33,234円で
取引を終えています。
昨晩未明の米国
マイクロンテクノロジーの
決算が良かったことで
ハイテク株高となり、
そして円安が
進行したこともあり、
買い優勢で始まりました。
しかし上値の重い展開となり、
終盤で下げに転じました。
7月もイベントが目白押しで、
まずやはり決算ですね。
7月後半から
決算シーズンが始まります。
ここから日本株が
さらにもう一伸びするには、
新しい材料もほしいところ。
現状はそこまで
これといった材料はなく、
手がかりを探る地合いです。
ただチャートを見る限りは
上昇トレンド継続中。
過熱感があるのは事実ですが、
天井圏も近づいている感覚も。
その根拠としては、
「海外投資家の動向」です。
先日からお伝えしていますが、
先週まで12週間連続で
海外投資家は買い越していました。
円安と海外投資家の需給が
日本株の上昇を支えていました。
しかし、その流れにも
ちょっと変化が見えます。
こちら最新のデータですが、
3600億円ほど売り越しですね。
なお、このデータは現物で、
先週末の時点で先物は
すでに売り越しています。
そして個人は買い越しですから、
これはよくあるパターン。
一旦の調整が入って、
それが押し目となって上昇するか、
またはそのまま下に掘っていくか。
どちらにせよ
次の転換点は近いです。
そして今日のTOPIXですが
-0.1％の2,296円、
マザーズは＋0.12％の
810円で取引を終えています。
次に昨夜の米国株ですが、
S&P、ダウは下落です。
ハイテク株が強かったので
ナスダックは上昇しました。
FRBパウエル議長が
7月のFOMCでの
追加利上げを示唆。
これも以前から
お伝えしている通り、
7月の利上げが濃厚です。
こちらのグラフを
見ても分かるように、
利上げの確率が80％超え。
先週は70％台でしたので、
少しずつ上昇しています。
ですので、夏以降の米国は
あまり先行きが明るくないでしょう。
目先の上昇も、
その先にあるネガティブな展開も
十分に考慮しておくのが吉です。
ただ昨日、決算を発表した
マイクロンテクノロジーは
業績好調でした。
appleも最高値更新、
テスラやマイクロソフト、
アルファベットも買い優勢です。
米国の3指数も
チャートは押し目を
作っています。
次のトレンド展開を
見極めていきましょう。
為替についてですが、
ドル円、昨年11月以来の
高値を連日更新しています。
144円台後半に上昇し、
150円の壁も見えてきています。
ただ、政府の為替介入も警戒され、
145円の節目は重しになっている感も。
パウエル議長は７月と９月に
連続利上げの可能性を示唆しており、
日本は現行の
金融緩和策を
維持する姿勢ですから、
米国↑、日本→
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というかたちで
ドル買い進む展開も。
円安が進行すれば
商社や自動車株などの
輸出株は追い風です。
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今日の業種別ランキング
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最後に今日の
業種別ランキングです。
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【値上がり】
1位:銀行2位: 精密機器3位:電気機器
【値下がり】
1位:パルプ・紙2位: 食料品3位: 海運
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個別株を見てみると、
レーザーテック、東京エレクトロンなど
半導体株が強い動きになりました。
三井住友、ＵＦＪなどの
銀行も強かったです。
円安を受けてSUBARUや
マツダなども上昇です。
一方で海運が売られており、
数日前の勢いはやや休止です。
今夜の米国株にも注目です。
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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ
・値上がりランキング
1位：テスＨＤ(5074)+18.28%
2位：粧美堂(7819)+8.57%
3位：酉島(6363)+7.07%
4位：サンケン(6707)+6.89%
5位：ミマキエンジ(6638)+6.10%
・値下がりランキング
1位：そーせい(4565)-26.43%
2位：オープンH(3288)-10.38%
3位：宮超HD(6620)-8.34%
4位：AndDo(3457)-5.56%
5位：エプコ(2311)-5.49%
・ストップ高(一時的なものを含む)
テスＨＤ(5074)+18.28%
・ストップ安(一時的なものを含む)
なし
・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度
1位：東エレク(8035)+52.36
2位：アドレスト(6857)+34.23
3位：SBG(9984)+15.86
4位：テルモ(4543)+13.69
5位：オリンパス(7733)+8.68
