【06/30】日本株3日ぶり反落!一時3万3000円割れも下値強い展開に。

相場まとめ

編集部の野々村です。

今週の相場も
お疲れさまでした。

今日で6月も終わり、
ちょうど今年の折り返しです。

今年に入ってから
日経平均は27%上昇です。

ここ約20年で今回より
上昇したのは2005年、
2013年の2回だけ。

つまり10年に1度の
強い相場でした。

これが一過性のものか、
それとも下半期もさらに
勢いが増すのか。

波乗り株投資ジャーナルでも
引き続きウォッチしていきます。

それでは今日の
相場解説です。

まず日経平均は
3日ぶりに反落。

前日のNYダウが上昇するも、
弱いスタートとなりました。

一時3万3000円も割れましたが、
下値は堅く買われる展開に。

しかし後場に入り
急速に下げ幅を縮小しました。

今日の日経平均は
-0.14%の33,189円。

TOPIXは-0.33%の2,288円。

マザーズは+0.66%の
815円で取引を終えています。

来週はイベントが目白押し。

チャートを見ても
ちょうど転換の形をしており、
引き続き注視ですね。

また、7月下旬からは
決算シーズンも始まる。

決算発表を受けて
さらに強気相場になるような
そんな展開を期待したいところです。

さて、昨夜の米国株ですが、
ダウとS&Pが反発しました。

スタート前から
先物も上昇でした。

昨日は材料が出ており、
銀行ストレステストに
大手23行が合格しました。

これが好感を得て、
銀行株がそろって高騰。

さらに、失業保険の
申請数が下振れして、
米国GDPも増加でした。

景気に敏感な小型株で
構成されるラッセルも高騰です。

ただ、ハイテク株は
昨日は弱い展開でしたので、
ナスダックは下落です。

米国の利上げ問題があり、
嫌気がさされた印象です。

ドル円もさらに円安進行し、
145円にタッチしました。

ただ数日前から
ニュースに出てるように、
日本政府の為替介入も警戒です。

145円の節目を超えたら
150円を目指す展開もあります。

来週の雇用統計の結果次第で
さらに円安進行も考えておきましょう。

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今日の業種別ランキング
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最後に業種別のランキングです。

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【値上がり】
1位:海運2位: 鉄鋼3位:繊維

【値下がり】
1位:医薬品2位: 陸運3位: 卸売
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値上がり656、
値下がり1,105

業種別では
8業種が値上がり、
25業種が値下がりでした。

個別株ではレーザーテックや
東京エレクトロンが弱かったです。

三井物産や三菱商事など
商社株も売られました。

しかし、この数日は
売られていた海運株が堅調。

川崎汽船、日本郵船など
堅調な動きでした。

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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ

・値上がりランキング

1位:マーケットE(3135)+9.79%
2位:高島屋(8233)+7.70%
3位:東テク(9960)+7.28%
4位:YTL(1773)+6.90%
5位:三井ハイテク(6966)+6.54%

・値下がりランキング

1位:サーバワクス(4434)-5.00%
2位:ナガイレーベ(7447)-4.86%
3位:コーセー(4922)-4.53%
4位:パーク24(4666)-4.03%
5位:日リーテック(1938)-3.97%

・ストップ高(一時的なものを含む)

なし

・ストップ安(一時的なものを含む)

なし

・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度

1位:ファストリ(9983)+57.95
2位:アドテスト(6857)+8.47
3位:SBG(9984)+7.32
4位:オムロン(6645)+4.41
5位:TDK(6762)+3.96