編集部の野々村です。
連休明けの日本市場、
今日は下落スタートでした。
引き続き金利が上昇中で、
日本の10年債は1.2%に到達。
40年債は過去最高の
ラインまで到達です。
今夜は米国の物価上昇に
関するデータも出てきます。
では、今日の相場まとめです。
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レンジ相場の日経平均、
引き続き38,000円のボトムラインへ
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まず昨日の米国株ですが、
まちまちの展開となりました。
インフレ懸念による
利下げ期待の後退から
株安の流れが進みます。
昨日も寄り付きから下落。
原油高によって
エネルギー株が堅調でしたが、
金利上昇を警戒して
ハイテク株は重い展開に。
ヘルスケア株も堅調で、
相場を押し上げました。
昨日は半導体株が売られて、
ARMやTSMCなど下落。
エヌビディアも下げました。
テスラは上昇、
エクソンモービルなども
上昇しました。
ナスダックは下落しましたが、
ダウは上げ幅を拡大して
昨日の取引を終えています。
そして日本市場もオープン。
米国のテックが下げたことで
日経平均も売り優勢でスタート。
半導体株中心に下げました。
今日は東京エレクトロン、
アドバンテストなど下落。
そして10時半から
日銀の副総裁による
公演もありました。
「1月利上げの有無を議論する」
とのメッセージがでて
為替が警戒されましたが、
そこまで動きはありませんでした。
しかし、日経平均は重くなり、
一時800円を超す下落幅となりました。
バイデン政権の
半導体規制の話もあり、
ここへきてセクターへの
警戒感が高まっています。
ここ3ヶ月ほど
日経平均は揉み合いが続きます。
今日は値下がり銘柄が
1,300を上回りました。
これで日経平均は
4日続落となり、
38,500円も割れました。
さらに200日線も割れて
上値が重い展開が続きます。
売買代金は4兆5554億円でした。
終わってみれば、
日経平均は-1.83%の
38,474円でした。
TOPIXは-1.16%の
2,682円でした。
グロース250は
-1.21%の636円でした。
こちら日経平均のチャートです。
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今日の業種別ランキング
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【値上がり】
1位:鉱業2位:保険3位:石油石炭
【値下がり】
1位:電気機器2位:機械3位:ガラス土石
東証33業種中26業種が下落。
プライム市場の値上がり銘柄は15%、
値下がり銘柄は81%でした。
日経平均の値上がり寄与トップは
KDDI、中外製薬、良品計画など。
値下がりトップは
アドバンテスト、東京エレクトロン、
ファストリなど。
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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ
・値上がりランキング
1位:PRTIME(3922)+19.92%
2位:SMK(6798)+13.72%
3位:インターアク(7725)+7.96%
4位:IDHD(4709)+6.51%
5位:コスモス薬品(3349)+6.42%
・値下がりランキング
1位:日本マイクロ(6871)-12.13%
2位:サンウェルズ(9229)-12.03%
3位:技研製(6289)-11.74%
4位:アドテスト(6857)-9.21%
5位:イオンファン(4343)-8.99%
・ストップ高(一時的なものを含む)
なし
・ストップ安(一時的なものを含む)
サンウェルズ(9229)-12.03%
・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度
1位:KDDI(9433)+12.43
2位:中外薬(4519)+6.21
3位:良品計画(7453)+5.43
4位:京セラ(6971)+5.00
5位:ファナック(6954)+4.44