【2/3相場まとめ】日本株は大幅下落!トランプ関税に警戒感。ドルは全面高に。

相場まとめ

編集部の野々村です。

2月相場が始まりました。

2月は1年をとおして
低パフォーマンスな月ですが、
出だしから重い展開です。

理由はトランプ大統領による
関税の引き上げです。

先週末から相場が崩れており、
日本株もその影響を受けました。

17時時点ですが、
米国株先物も下落。

特にナスダックの下落が大きく、
日経先物も下落しています。

では、今日の相場まとめです。

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33業種中32業種が下落する相場に
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先週末の米国株ですが、
反落しました。

前半はよかったのですが、
午後になってからトランプによる
関税引き上げのニュースがでました。

これによって株価は下落。
3指数ともマイナスになりました。

週末に出てきた
米国のインフレデータは鈍化。
これは良かったと思います。

1月末の月末要因もあり、
イヤな流れで引けました。

そして始まった日本市場。
今日は売り優勢でスタート。

日経平均は前週比で
640円ほど下げて寄り付きました。

下落した米国株の流れのままに、
日本株も低調な相場に。

日経平均は終日弱い流れで、
後場にはいってからも
次は欧州への関税も報道が出て
さらに売られる展開に。

特に輸出株が弱く、
自動車や精密機器などを筆頭に、
半導体株も下げました。

内需株や銀行なども弱く、
今日はほぼすべてのセクターで下落。

値下がり銘柄が9割になりました。

売買代金は5兆5629億円でした。

為替も大きく動いており、
ドルが全面高となっています。

その影響でドル高・円安が進み、
ドル円は155円後半で推移しています。

ファストリ、アドバンテスト、
ZOZO、ソフトバンクGなども下落。
指数を押し下げました。

終わってみれば、
日経平均は-2.66%の
38,520円でした。

TOPIXは-2.45%の
2,720円でした。

グロース250は
-1.31%の642円でした。

こちら日経平均のチャートです。

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今日の業種別ランキング
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【値上がり】
1位:情報通信

【値下がり】
1位:輸送用機器2位:精密機器3位:パルプ紙

東証33業種中32業種が下落。

プライム市場の値上がり銘柄は9%、
値下がり銘柄は89%でした。

日経平均の値上がり寄与トップは
コナミ、ソフトバンクG、ZOZOなど。
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​​​値下がりトップは
ファストリ、アドバンテスト、TDKなど。

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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ

・値上がりランキング

1位:山陽鋼(5481)+24.99%
2位:住友ファーマ(4506)+16.39%
3位:フジHD(4676)+14.38%
4位:フリービット(3843)+14.23%
5位:コナミG(9766)+14.14%

・値下がりランキング

1位:Vコマース(2491)-24.79%
2位:エスエムエス(2175)-23.97%
3位:エンプラス(6961)-17.66%
4位:ソシオネクス(6526)-15.79%
5位:マーベラス(7844)-11.79%

・ストップ高(一時的なものを含む)

山陽鋼(5481)+24.99%
住友ファーマ(4506)+16.39%

・ストップ安(一時的なものを含む)

Vコマース(2491)-24.79%
エスエムエス(2175)-23.97%

・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度

1位:コナミG(9766)+66.58
2位:SBG(9984)+8.68
3位:ZOZO(3092)+6.94
4位:住友ファーマ(4506)+3.29
5位:アルプスアル(6770)+2.58