編集部の野々村です。
7月最終日の今日、
日本株は反発しました。
先週も米国市場は強く、
さらに円安も進行中で、
日本株も強い流れから
今週の相場が始まりました。
今日の日経平均は
369円高からスタート。
さらに米国の最新データで、
個人消費支出も鈍化です。
これまでの問題はインフレですが、
消費支出が鈍化しているということは
インフレ対策の効果が出ている証拠。
これによって米国も
さらに強い動きになりました。
今日の日経平均は+1.26%、
33,172円で取引を終えています。
TOPIXも強く、
+1.39%の2,322円。
そのTOPIXはなんと
33年ぶりの高値更新。
今日はプライム市場の
8割が上昇する相場でした。
マザーズも+0.93%
777円でした。
今日は輸出関連銘柄を
中心に全体的に上昇相場。
33業種ある中でも
4セクターのみ下落ですが
あとはすべて上昇でした。
米国も振り返ります。
先週は週間ベースで
ダウ、ナスダック、S&P
ともに上昇でした。
本日も3指数そろって
先物も上昇ですので、
日本株の流れをうけて
米国株にも期待できそうです。
米国の次のポイントは、
Amazonやapple、スタバ、
アドバンストマイクロデバイス、
キャタピラーなどが決算です。
今週も主要企業の
決算が続いていきます。
そして今週金曜、
8月4日は雇用統計ですので、
ここでの数字も要チェックです。
では決算も見ていきましょう。
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日本と米国の注目決算
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【日本企業の注目決算】
※プライム市場のみ
東北電力:
今期経常は黒字浮上で8期ぶり最高益。
キャリアデザインセンター:
今期最終31%上方修正、最高益予想を上乗せ。
マクニカHD:
上期経常を17%上方修正、最高益予想を上乗せ。
パナソニック:
今期最終31%上方修正、最高益予想を上乗せ。
ISID:
今期経常6%上方修正、最高益予想を上乗せ。
三井住友:
経常は微減益で着地。
みずほ:
経常44%増益で着地。
村田製作所:
最終34%減益で着地。
大塚HD:
今期最終19%上方修正、最高益予想を上乗せ。
商船三井:
上期経常29%上方修正、通期も増額。
など好決算の企業を
並べてみました。
明日の注目決算は
トヨタ、JAL、三井物産などです。
米国は先ほども書きましたが、
apple、Amazon、スタバ、AMD、
キャタピラーなどの決算が続きます。
特にハイテク企業の決算は
指数にも影響がでますので、
今週も注目しましょう。
では最後に今日の
業種別ランキングです。
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業種別ランキング
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【値上がり】
1位: 精密機器2位: 輸送用機器3位: 鉄鋼
【値下がり】
1位: 海運2位: 空運3位: 金属製品
値上がり寄与トップはファストリです。
東証プライムの
値上がり銘柄は全体の83%、
値下がり銘柄は15%でした。
本日の上昇率1位は
北越工業で24%上昇です。
決算もよかったソシオネクストは
売買代金2位で大幅高となりました。
1位のレーザーテックも小幅高です。
キーエンスは下落、
エンプラスはストップ高でした。
エンプラスは決算は悪かったですが、
AIに関する材料が出て上昇でした。
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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ
・値上がりランキング
1位:北越工(6364)+24.11%
2位:エンプラス(6961)+19.69%
3位:東邦システム(4333)+16.81%
4位:北海電(9509)+13.76%
5位:リオン(6823)+13.09%
・値下がりランキング
1位:日本M&A(2127)-26.95%
2位:住友フォーマ(4506)-10.08%
3位:ストライク(6196)-9.64%
4位:アンリツ(6754)-8.99%
5位:テクマト(3762)-8.98%
・ストップ高(一時的なものを含む)
エンプラス(6961)+19.69%
・ストップ安(一時的なものを含む)
日本M&A(2127)-26.95%
・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度
1位:ファストリ(9983)+70.15
2位:東エレク(8035)+34.06
3位:SBG(9984)+29.28
4位:豊田通商(8015)+25.28
5位:第一三共(4568)+23.59