【2/10相場まとめ】日経平均は小幅上昇。ドル円152円台へ円安進行、金利上昇、今週まで主力決算続く。

相場まとめ

編集部の野々村です。

今週の相場も始まりました。
国内は明日は祝日で休場です。

為替が反発しており、
ドル円は円安へ振れています。

そして金利も引き続き上昇中です。

では、今日の相場まとめです。

──────
トランプ関税に注目せよ
──────

先週末の米国株ですが、
重い展開でした。

週末には雇用統計もありましたが
結果はほぼ無風でした。

ただ、賃金の伸びが
予想外に加速していたこと、

その後に出た経済データの
期待インフレ率が強かったことで
インフレ再燃が少し警戒されました。

石破総理とトランプ大統領による
はじめての日米首脳会談もありました。

引き続きトランプの関税もあり、
相互関税計画を来週に発表するとの
発言から相場はネガティブになりました。

終盤にかけて下げ幅を拡大、
3指数は下がって終えました。

日本市場は明日に休みを控え、
今週は決算ピークなこともあり
様子見ムードでもありました。

国内企業の好調な決算から
下値は底堅いです。

円高進行も弱まったので
今日も上昇する局面も。

トランプ大統領が
すべての鉄鋼、アルミニウムへの
25%関税を発表したことで
ドル買い・円売りが進みました。

そして長期金利も上昇、
現在1.3%の水準です。
これは約14年ぶりのことです。

値上がり数と値下がり数は
ほぼ変わらずでした。

売買代金もやや少なく、
4兆2299億円でした。

パルプ・紙、鉱業、
非鉄金属などが強かったですが
卸売、繊維、不動産など下落しました。

終わってみれば、
日経平均は+0.04%の
38,801円でした。

TOPIXは-0.15%の
2,733円でした。

グロース250は
+1.65%の683円でした。

こちら日経平均のチャートです。

───────
今日の業種別ランキング
───────

【値上がり】
1位:パルプ紙2位:鉱業3位:非鉄金属

【値下がり】
1位:卸売2位:繊維3位:不動産

東証33業種中19業種が下落。

プライム市場の値上がり銘柄は49%、
値下がり銘柄は47%でした。

日経平均の値上がり寄与トップは
太陽誘電、TDK、フジクラなど。
​​​​​
​​​値下がりトップは
ファストリ、ソフトバンクG、
第一三共など。

​──────
本日の値上がり&値下がりランキング
──────

※プライム市場のみ

・値上がりランキング

1位:JIA(7172)+24.59%
2位:ディーエヌエ(2432)+23.09%
3位:太陽誘電(6976)+22.05%
4位:ぐるなび(2440)+21.63%
5位:東亜建(1885)+17.31%

・値下がりランキング

1位:鳥居薬(4551)-17.00%
2位:サンウェルズ(9229)-14.81%
3位:メガチップス(6875)-14.70%
4位:円谷フィHD(2767)-14.56%
5位:高速(7504)-12.97%

・ストップ高(一時的なものを含む)

JIA(7172)+24.59%
ディーエヌエ(2432)+23.09%
太陽誘電(6976)+22.05%
日本CMK(6958)+24.59%
トモニHD(8600)+13.33%

・ストップ安(一時的なものを含む)

サンウェルズ(9229)-14.81%

・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度

1位:太陽誘電(6976)+16.44
2位:TDK(6762)+16.28
3位:フジクラ(5803)+14.63
4位:信越化(4063)+14.47
5位:東エレク(8035)+13.32