
テクニカルアナリストの向川です。
2月後半戦の相場がスタートしました。先週の米国株は週間ベースでマイナスとなり、引き続きハイテク株が弱い展開が続いています。
日米ともに主力企業の決算も終了、あとは来週に控えているエヌビディアに注目ですね。また、今夜の米国市場が休みです。
ちょうど為替が円高に動いていることもあり、先日はこんな動画も撮りました。
→円高メリット銘柄4選。為替トレンド転換で注目すべき「逆襲」の企業たち
では今日の相場を振り返りましょう。
【米国株】先週末の相場をザクっと振り返り
先週は雇用統計など重要な経済指標が出てきましたが、サプライズはありませんでした。
週末の相場も小幅まちまちで、
ダウ平均49,500ドル(+0.10%)
S&P 500 6,836(+0.05%)
ナスダック 22,546(-0.22%)
という形で終わりました。序盤は買い優勢も、テック株のAI不安が残り勢いは続きませんでした。
AIの進化によってソフトウェアが代替えされるのでは?という懸念から関連株が売られており、日本市場にもその流れが波及。ナスダックは連日安となっています。先週末時点で5週続落で、S&Pも2週続落。
まだディフェンス株が買われていることからダウ平均は堅調ですが、終値で小幅プラス程度。防衛株など一部の決算好調銘柄が強いですが、全体はAI不安が残っている印象ですね。
アプライド・マテリアルなど一部のハイテクが上昇したことはまだよかったです。半導体製造装置の会社ですが、業績見通しが好感されました。
時間外では少し反発しているものの、今週は明日からのオープンですね。

【日本株】方向感ない相場で日経平均下落。
さて、今日の日本市場ですが、日経平均は序盤から重い立ち上がりでした。
寄り付きから下落となり、前場は売り優勢が止まらず。為替が円高に動いていることもあり、指数を押し下げました。まだアプライドマテリアルの決算がよかったことで、国内のテックが下げ渋りました。
一部の半導体、そして主力株に売りが先行、輸出株が重かったのはもちろんですが、これまでに強かった銀行や建設なども売られました。
朝方発表の2025年10-12月のGDPも弱め。景気の見通しが弱くなったことも、今日の相場を重くしましたね。後場は主力株が持ち直しました。特に今日はソフトバンクGが反発したことで指数を支えました。
しかし、一時プラス圏浮上も上値が重く失速。後場の後半になってからはレンジで、大引けにかけてはまた売られました。最終的に日経平均は135円安の56,806円で大引け。

売買代金は7兆2376億円。鉄鋼、情報通信、鉱業が上昇し、ゴムや銀行、精密機器が下落しました。プライム市場の値上がり銘柄は50%、値下がり銘柄は46%。
三井金属、サンリオなど好決算銘柄が買われました。今日は任天堂も買われて、三井金属が大幅上昇。住友ファーマや東洋エンジニアリングも急騰。ユニチカ、タカラバイオ、日本電波工業などがストップ高になりました。
キオクシアは今日も売買が活況でしたが下落。三菱重工や、日立製作所、三井住友やUFJなど銀行株も弱く、トヨタ自動も弱かったですね。
これで3日続落ですが、下げ渋っている印象です。売買高もしっかりありますね。第2次高市政権の動きですが、18日に特別国会です。政策への期待は残るものの、短期的な過熱感は否めません。米AI不安の影響も。
また水曜の定例ライブですが、今週は火曜日に予定しています。21時から放送です。
では、明日もいい波乗っていきましょう!

