編集部の野々村です。
日本市場は今日はお休みで、
3連休の週末です。
が、、、あいにくの雨。
向川先生の「チャートの向こう側」からも
今日は動画を配信いたします。
各SNSでも確認お願いします。
さて、今日はまず
先週の振り返りからです。
──────
先週の振り返り
──────
まず日本株と米国株、
それぞれの週間パフォーマンスです。
【日本株の週間パフォーマンス】
日経平均：-2.7％(前週-1.7％)
TOPIX：-2.6％(前週-2.2％)
マザーズ：-3.9％(前週＋0.4％)
【米国株のパフォーマンス】
ダウ：-2.1％(前週-0.3％)
ナスダック：＋1.6％(前週0.06％)
S&P：＋0.48％(前週0.68％)
ご覧のように日本株は
3指数そろって下落です。
日経平均はこれで3週連続で下落。
マザーズも先週はやや反発も、
今週は大きな下落となりました。
こちらは日経平均の
週足チャートです。
ご覧のように大きな陰線となり、
さらに実体ベースで
黄色の中期線も割れました。
米国株は反発しており、
ダウはマイナスですが、
ナスダック、S&Pは上昇です。
特にナスダックは反発して
黄色の中期線にタッチしました。
ここで反発するか、
それとも黄色を超えてくるか、
ひとまず上で見えていますが
中東で起きた紛争で流れが変わるかもしれません。
今朝時点では米国先物もやや下落し、
原油先物は上昇しました。
また、先週金曜は
雇用統計もありました。
こちらは雇用者数が
予想を大きく上振れ。
ちょうど金曜の夜は
向川先生のLIVEもありました。
出てきた数字を見て、
ドル高・株安と思いきや、
終わってみれば株高に。
今夜の米国の動きには
要注目したいと思います。
──────
今週のポイント
──────
まず今週は雇用統計も終わったので
米国の金利に注目したいと思います。
株高になったということは、
この結果はポジティブに
見られたということ。
中身を見てみると、
増えた雇用の多くは
パートタイマーで、
さらに平均時給は鈍化し、
予想を下振れたことが
好感されたようです。
こうして見ると、
インフレ懸念は少しずつ
弱まってきていますね。
次は今週木曜に出てくる
消費者物価指数(CPI)も
鈍化が見られたら、
その流れは加速しそうです。
尚、現状の予測は「鈍化」です。
これが予想通りになるか、
上下にぶれてくるか、
こちらも要チェックです。
そして気になるのが中東危機です。
Xを見ていると
現地の悲惨な映像が
次々と出てきます。
しかし、東アジアに住む私たちは、
中東までの距離も遠く、
いまいちこの問題が分かりません。
そこでいろいろと見ていると、
この記事が分かりやすかったので
共有いたします。
●パレスチナ問題ってなに？ １からわかる！イスラエルとパレスチナ（１）
https://www3.nhk.or.jp/news/special/news_seminar/jiji/jiji97/
●なぜ対立が続くの？ １からわかる！イスラエルとパレスチナ（２）
https://www3.nhk.or.jp/news/special/news_seminar/jiji/jiji98/
●１からわかる！イスラエルとパレスチナ（３）解決への道筋は
https://www3.nhk.or.jp/news/special/news_seminar/jiji/jiji99/
イスラエルは先進国で、
一人当たりのGDPも高いです。
米国に上場している企業も
米国、中国に次いで3番目に多く、
それでいて出生率も高い国です。
しかし、長い歴史と民族間の抗争で、
ずっと紛争が続いています。
ウクライナとロシアが
戦争したことでインフレになり、
そして物価高にもなりました。
この中東危機も長引くのであれば
何かしらの影響も考えられます。
事実、原油の先物は上昇中です。
今朝の時点での数字ですので、
もちろん流れが変わることもありますが、
引き続き原油高にも注目です。
──────
今週から決算始まる
──────
さて、そして日本株は
今週から決算が始まっていきます。
今週の注目決算はこちら。
10/10(火)：
ウエルシア、Jフロンティア、イオンモールなど
10/11(水)：
ABCマート、トレファク、東宝など
10/12(木)：
セブン&アイ、ファストリなど
10/13(金)：
高島屋、ベイカレント、マネーフォワード、ローソンなど
まずは第一弾が始まり、
月末から来月頭にかけて
本格化していきます。
米国も決算シーズンが始まります。
次のいい波乗っていきましょう。
