
テクニカルアナリストの向川です。
今週の相場もスタート。長かったGWも終わって通常モードですね。
今日の相場が買い先行で始まりましたが、売り優勢となりました。決算も続々と出る中、今週はいよいよ米中の会談も予定されています。こちらも注目しましょう。
では、今日の相場を振り返ります。
【米国株】週末の米国株は反発!
まず、ざっと先週末の米国株まとめです。
週末は雇用統計がありました。ライブ放送もしていましたが、大きな動きはなしの無風でした。
好決算を発表した企業や、ハイテク株を中心に買いが集まり、アップルやAMDなどの半導体・AI関連が上昇。
アップル製品に搭載する半導体の一部をインテルが製造することで合意したとの報道から、両者の株が上昇。トランプ大統領が購入を推奨したデル(DELL)も上昇しています。
17時現在の米国株ですが、サンデーナスダックはやや下落。

AMDの好決算などを起爆剤にして、引き続き半導体セクターは続伸しました。ダウが伸び悩む中でナスダックが強く、典型的なハイテク相場です。
相場全体が強いのではなく、一部の勝ち組に資金が極端に偏っているいびつな状態な続いています。これは日本株ともやや似ている相場環境ですね。
イランが米国の戦争終結に向けた提案に対する回答を提出したものの、トランプ大統領は受け入れられないとポスト。これで週末は少し警戒感が高まりました。
では、今日の日本株を見ていきましょう。
【日本株】日経平均は続落も「中身」は真逆。大型ハイテクから中小型株へ資金シフト?
週末の米国株ではナスダックが最高値を更新した流れから、今日の日本株も買い優勢で始まりました。
日経平均は一時「取引時間中の最高値」を更新するなど、いい流れで動いていましたが、地政学リスクへの警戒感が再燃。
トランプ大統領がSNSでイランの提案に対して「全く受け入れられない」と発言したことに加えて、直近の上昇に対する短期的な過熱感から利益確定売りが優勢に。日経平均はマイナス圏へ沈みました。
後場はやや持ち直したものの、原油高などが重荷に。決算が続くこともあり、買い材料にかけた日経平均でしたが最終的に295円安の62,417円と続落になりました。
TOPIXは11ポイント高の3,840、グロース250が14ポイント高の842と4日続伸です。

日経平均は-295円と続落でしたが、プライム市場の55.3%の銘柄が値上がり。市場全体の動きを示すTOPIX(+0.30%)はプラスで引けました。
つまり、少し前の流れとは変わって、一部の銘柄が日経平均を押し下げている状態です。
ソフトバンクGや東京エレクトロン、アドバンテストといった値がさハイテク株が売られる一方、新興市場のグロース250(+1.73%)へと資金が流れています。大型株から中小型への資金シフトが見られますね。売買代金は10兆4354億円としっかり。
中東情勢が依然として警戒されている中、決算によって動いてくる銘柄が多くなりそうです。
今週はJX金属、キオクシア、ソフトバンクG、フジクラ、そしてUFJ銀行や三井住友銀行などメガバンクも決算が続々と。決算ピークの最終週、注目しましょう。
では、明日もいい波乗っていきましょう!

