
今日の相場は反落となり、日経平均は下げました。
半導体が少しブレーキで、再び中東情勢がピリッとしたことで売られる展開に。売買代金は10兆円を超えて活況ですが、月末要因もあってやや重い展開でした。
昨日のライブでもこの辺り解説していたので、こちらにアップされたURLを載せておきます。
→https://www.youtube.com/watch?v=XGbJx1o9bmc
では、今日の相場を振り返りましょう。
【米国株】イラン報道否定とメモリー半導体の利食い売り
昨日の米国も、再びイラン情勢のヘッドラインが出たことでピリッとしました。
しかし、ホワイトハウスが報道について「完全なでっち上げ」と即座に否定。これによって過去最高値圏に浮上していた市場に利益確定売りの動きが広がりました。
ダウ平均は25ドル高の50,487ドルで取引スタート。寄り付きから下げましたが、その後は反発。早々に昨日の高値をつけて、引けにかけて揉み合いになりましたが、182ドル高の50,644ドルで引けて最高値を更新しました。
S&P500は1ポイント高の7,520、ナスダックは18ポイント高の26,674といずれも5日続伸し最高値を更新しました。

前日に時価総額1兆ドルを突破したマイクロン(MU)は、アナリストの強気見通しもありプラスを維持しています。一方、エヌビディア(NVDA)やAMDは下落して半導体ブレーキです。
メタ(META)は「メタAI」の消費者向け有料サブスクリプションの販売開始が好感されて+3.74%と堅調でした。他にもボーイング(BA)は、主力機「737Max」の月産47機体制への引き上げに向け、米連邦航空局(FAA)による最終段階審査を完了したと発表して上昇。
医薬品のトラベール(TVTX)は新規特許認可の通知が好感され上昇しています。JPモルガン(JPM)はダイモンCEOが今年の支出増加の可能性を示唆したことで2.43%下落しました。
米10年債利回りが4.50%近辺へ上昇していることで、インフレ期待の高まりから相場に対して悲観的な声も聞こえてきます。
ホルムズ海峡の通航を1ヶ月以内に元の水準まで回復させるとの報道もあって原油が下落したのはよかったです。トランプ大統領は「満足していない」とも発言しており、今後の動向にも注視したいですね。
【日本株】中東情勢の緊迫化報道でリスク回避の売りに押される展開
米国市場で半導体関連株の一角に利益確定売りが見られた流れから、日経平均は軟調スタートとなりました。
しかし、押し目買い意欲もありプラス圏に浮上する局面もありました。ただ、後場に入り米国とイランの軍事応酬が伝わり、中東情勢緊迫化からリスク回避ムードが広がり下げ幅を広げます。
昨日の日経平均が朝方の大幅高の後に伸び悩んだことから、上値での売り圧力の強さが意識された感もありました。
午後に入ってから下げ幅を縮小しましたが、日経平均は最終的には306円安の64,693円で大引けとなりました。TOPIXは16ポイント安の3,902と3日続落。グロース250は5ポイント高の832と反発しています。

東証プライム市場の売買代金は10兆8678億円と、今日も活況な相場です。
金属製品、パルプ・紙、小売業などが上昇した一方で、非鉄金属、保険業、電気・ガス業などが下落。プライム市場の値上がり銘柄は48.9%、対して値下がり銘柄は47.7%。指数が下落する一方で個別銘柄の騰落は拮抗しています。
今日はアドバンテストが1銘柄で日経平均を約190円押し下げ。次いでソフトバンクGとなり、イビデン、ファナック、フジクラ、コナミG、レーザーテックなどが続きます。
TDKが1銘柄で日経平均を約94円押し上げ、太陽誘電、村田製作所やファストリ、京セラも堅調でした。
今日は前場の押し目買いから一転し、後場の地政学ヘッドラインによってマイナス圏へ押し返される展開です。売買は活況ですが、一部の値がさハイテク株の下落が日経平均の数値を大きく押し下げです。
今夜はコストコやデルなどの決算も出るので注目です。明日が今月最終日。最後も慎重にトレードしましょうね。
では、明日もいい波乗っていきましょう!

