【5/29相場まとめ】日経平均は最高値を更新!米国株も続伸、ハイテク株堅調。停戦合意も近いか?

コラム

向川|認定テクニカルアナリストMFTA®

5月相場が終わりました。

今月もマシマシの相場になりまして、春先にガタッと下げましたが見事に回復しましたね。今月もかなり収益を伸ばしている方も多く、いい地合いが続いています。このまま来月もいい波乗っていきましょうね。

日経平均は最高値を更新、S&Pとナスダックも続伸で最高値更新です。日米ともに上昇トレンド継続中。

では、今日の相場を振り返りましょう。

【米国株】主要3指数が揃って続伸、最高値を更新!

昨日の注目されたヘッドラインは、米・イラン両国が60日間の停戦延長と核開発を巡る交渉開始で合意の報道でした。

これによって3カ月に及ぶ紛争にひとまずメドがつくとの期待から買いが集中。トランプ大統領の承認待ちではあるものの、合意文書にはホルムズ海峡の無制限航行などが盛り込まれる見通しです。

ダウ平均は16ドル高の50,660ドルでスタート。寄り付きから下げましたが、そのあとは反発。23時頃には高値をつけましたが、そのあとはレンジへ。最終的には24ドル高の50,668ドルで引けました。

S&P500は43ポイント高の7,563、ナスダックは242ポイント高の26,917と、いずれも6日続伸!最高値を更新です。

S&P500の全11業種のうち5業種が上昇。ヘルスケア(+1.4%)や情報技術(+1.3%)が強気な動きを見せた一方、公益事業(-1.1%)や生活必需品(-0.5%)が売られました。

スノーフレーク(SNOW)が通期見通しの上方修正に加え、アマゾン(AMZN)のクラウド・半導体を利用する60億ドル規模の複数年契約を発表し、+36.48%と大爆発。

ディスカウントストアのダラー・ツリー(DLTR)も業績見通しを引き上げて+17.87%、アジレント・テクノロジー(A)が+16.87%、ベスト・バイ(BBY)が+15.80%と、決算発表銘柄が高騰。

IBM(+3.53%)が今後5年間で量子コンピューティングに100億ドルを投じる計画を背景に買われたほか、マイクロソフト(MSFT)も3.47%高となりました。

こうして主要3指数は揃って続伸し、いずれも最高値を更新しました。次に日本株も見ていきます。

【日本株】日経平均1,636円高の大幅反発で史上最高値更新

前日の米ナスダックが最高値を更新した流れを好感し、今日も寄り付きからハイテク株を中心に買いが先行しました。

地政学リスクの後退、そして原油の下落もポジティブで、日経平均はじりじりと上げ幅を拡大。後場に入っても流れは変わらずで、15時の段階で66,000円台にタッチ。最終的に1,636円高の66,329円で史上最高値を更新して取引を終えました。

TOPIXは55ポイント高の3,957で、同じく最高値を更新。グロース250が13ポイント安の818と反落しています。

今日は金属製品、空運業、繊維製品などが上昇した一方で、鉱業、パルプ・紙、水産・農林業などが下落しました。東証プライム市場の値上がり銘柄数は59.9%、値下がり銘柄数は37.4%となっています。

ファストリが1銘柄で日経平均を約317円押し上げたほか、ソフトバンクGが寄与度2位。イビデン、TDK、キオクシアと続きました。他には出遅れ感のあった電気機器や素材関連にも買いが入っています。

一方で、フジクラが1銘柄で約49円押し下げたほか、アドバンテスト、日東電工、ファナック、ディスコ、セコム、ダイキンなどが値下がりました。主力大型株に資金が集中する中、グロース250指数は「-1.64%」と逆行安です。

日経平均は再び1,600円を超える急伸を見せて、大引けで初の6万6300円台に乗せて史上最高値を塗り替えました。

売買代金が16.3兆円という驚異的な規模で、海外勢を含む大口投資家も買いも伴って大きく続伸する相場で今月の取引を終えました。

移動平均線はパーフェクトオーダーを形成も、業種間で明暗が分かれています。6月相場もこの流れで続いてほしいですね。

では、来月もいい波乗っていきましょう!