【1/4相場まとめ】2024年始動!日経平均は3日続落。半導体売られるも強気相場が到来か?

相場まとめ

編集部の野々村です。

本日から2024年が始まりました。

当ニュースレターも
今日から始動となります。

あらためまして、
本年もよろしくお願いいたします。

それではまず
米国株からまとめます。

米国株は昨日から始まりましたが、
3指数そろって下落しています。

振り返れば12月の米国株は
強い上昇相場となりました。

これは今年の利益を
先食いしているので、
どこかで調整が入ると
お伝えしておりましたが、

年始のタイミングから
一気に流れが変わりました。

特に半導体など
ハイテク株を中心に下落しており、
その影響は今日の日本株にも
あらわれておりました。

そもそもこの上昇のきっかけは
2024年に3回の利下げがある、
という声が出てきてからです。

それを見越して買いが先行し、
史上最高値まで上昇しました。

しかし、年始になると
空気が少し変わります。

昨日はリッチモンド連銀の総裁の
発言が出てきました。

この発言がネガティブにとられ、
ハイテク株を中心に売りが先行。

日本株も弱い立ち上がりで
2024年がスタートしました。

また、日本にかんしては
能登半島の地震、羽田空港で飛行機が炎上、
など色んなニュースもありました。

出典:TBSニュース

被害にあわれた方には
哀悼の意を表したいと思います。

不穏な空気の中で
始まっていった日本株ですが、
一時は700円超えの下落に。

売り一巡後は建設、自動車、
石油石炭、海運、医薬品など上昇。

さらに為替も円安になり、
輸出株にも買いが入りました。

今日でいえば自動車株など
強い結果となりました。

その後、日経平均は
33,000円台に回復。

売買代金は4兆1136億円でした。

終わってみれば、
日経平均は-0.53%の
33,288円でした。

TOPIXは+0.52%の
2,378円でした。

グロース250も+0.89%、
712円でした。

今日の日経平均のチャートです。

──────
今週から来週の重要イベント。
──────

【値上がり】
1位: 海運2位: 石油石炭3位:鉱業

【値下がり】
1位: 電気機器2位: 精密機器3位:その他製品

東証33業種中26業種が上昇。

プライム市場の値上がり銘柄は73%、
値下がり銘柄は24%でした。

内訳は、

値上がり1,216、値下がり410、変わらず31

でした。

日経平均の値上がり寄与、
トップは第一三共でした。

次いでKDDI、アステラス製薬、
ネクソン、テルモなど上昇しました。

値下がり寄与トップは東京エレクトロン、
次いでソフトバンク、アドバンテスト、
ファストリなど続いています。

──────
本日の値上がり&値下がりランキング
──────

※プライム市場のみ

・値上がりランキング

1位:北陸電工(1930)+18.20%
2位:福田組(1899)+11.33%
3位:日コン(5269)+9.66%
4位:Jテック・C(3446)+9.26%
5位:不動テトラ(1813)+8.31%

・値下がりランキング

1位:マルマエ(6264)-6.87%
2位:パルHD(2726)-6.09%
3位:TOWA()(6315)-6.03%
4位:エンプラス(6961)-5.58%
5位:レーザーテク(6920)-5.25%

・ストップ高(一時的なものを含む)

北陸電工(1930)+18.20%
不動テトラ(1813)+8.31%

・ストップ安(一時的なものを含む)

なし

・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度

1位:KDDI(9433)+13.39
2位:第一三共(4568)+13.09
3位:ネクソン(3659)+10.59
4位:アステラス(4503)+10.07
5位:豊田通商(8015)+8.89