【6/18相場まとめ】FOMCは予想以上にタカで米国株反落も、日経平均は6日続伸で71,000円台へ!

相場まとめ

向川|認定テクニカルアナリストMFTA®

今週最大のトピックは日銀会合と米国FOMCでした。日銀は利上げを決定、米国は?そんな懸念が世界中に広がる中、昨日のFOMCではウォーシュ議長が初登場。

結果として金利は据え置きでしたが、今回は年内の利下げを示唆することもなく、むしろ利上げを感じさせる内容でした。

昨日はライブもしていましたが、この辺りについても解説していたので、こちらからご覧ください。
https://youtube.com/live/mS0bCvGqK5k?feature=share

では今日の相場を振り返りましょう。

【米国株】利上げ警戒から利益確定売り加速

昨日の相場はFOMC前後で流れが大きく変わりました。

FOMCでは予想通り4会合連続での金利据え置きに。前回までは利下げの可能性もありましたが、今回はこうした話はなかったです。この結果を受け、市場には一気に利益確定売りが広がりました。

ダウ平均は62ドル安の51,937ドルでスタート。寄付き直後に上昇しましたが、FOMCを受けて下落に。最後はレンジになり最終的には507ドル安の51,492ドルで引けました。

S&P500は91ポイント安の7,420、ナスダックは354ポイント安の26,021とそれぞれ続落しています。

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連日で急騰し一時225.64ドルまで買われていたスペースX(SPCX)が、上場4日目にして初めて利益確定売りに押され-4.95%と反落へ。IPO価格(135ドル)からの短期的な上昇率が一時67%に達していたため、地合いの悪化から売り先行となりました。

他にはブルーバード衛星の打ち上げ成功を発表したASTスペースモバイル(ASTS)が+3.87%上昇。好決算と強気な見通しを公表した家具販売のレイジーボーイ(LZB)が+14.77%と急伸しました。

また、買収報道をネットフリックス側に否定されたライオンズゲート(LION)が下落。1株利益が予想を下回り、再建の持続性懸念が強まったカーマックス(KMX)が-8.98%と売られています。

振り返ると主要指数はFOMCの結果が伝わる取引終盤にかけて下落しました。連日で過去最高値を更新していたNYダウも含め、全指数が引け間際に安値へ。

金曜は米国マーケットが休場なこともあり、ポジション調整も考えられます。では次に日本株も見ていきます。

【日本株】日経平均は6日続伸、終値でも初の「7万1000円台」へ!

前日の米国市場はトランプ大統領のイラン再攻撃警告に伴う原油反発や、予想以上にタカ派だったFOMCでの年内利上げ警戒を受けて、今日の日本市場は上値の重さが意識されながらのスタートとなりました。

しかし、米国とイランの停戦合意に期待する投資家心理が勝り、先物への断続的な買いが指数を力強く押し上げました。前場中盤に上げ幅を拡大すると、史上初となる7万1000円台へ。

半導体関連銘柄が相場を支えて、日経平均は終値ベースで初の7万円台を達成。4日連続で史上最高値を更新しました。TOPIXも54ポイント高の4,068と高値を更新。グロース250は3ポイント高の715と反発しました。

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今日は東京エレクトロン(8035)、アドバンテスト(6857)、レーザーテック(6920)、スクリーンHD(7735)などの半導体主力株が揃って急伸。他にもイビデン(4062)、キオクシアHD(285A)、村田製作所(6981)、TDK(6762)などの電子部品株にも買いが広がりました。

ソフトバンクG(9984)、ファーストリテイリング(9983)、リクルートHD(6098)などの寄与度の大きな銘柄も買われています。

また、日銀の利上げ観測の強まりから銀行株が上昇。サービス業や電気機器も上昇し、ライム市場全体の騰落数も値上がり銘柄数が59.9%と過半数に。

一方で、原油価格の動向を受けた石油・石炭、海運、非鉄金属などが下落。信越化学(4063)、KDDI(9433)、フジクラ(5803)、住友電気工業(5802)、トヨタ(7203)、ソニーG(6758)などが軟調でした。

プライム市場の売買代金は11兆8,691億円と、本日も11兆円を超えており、引き続き活況なマーケットが続きます。日足ベースでは驚異の6日続伸を達成し、終値ベースでも「7万1000円台」へ。

前日の米タカ派FOMCというマクロの売り材料を物ともしない地合いと言えるでしょう。中東の停戦合意進展の期待から買われる展開です。

明日は日本のインフレ指標が出るので、こちらにも注目です。では、明日もいい波乗っていきましょう!